教材、講師の教えを繰り返すだけで、十分合格圏に入れます

短期で合格

I.Hさん
 

会社員
[受験回数]1回
[受講講座]行政書士合格講座

※プロフィールは、2012年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

私が目指したきっかけは、年齢も40歳を過ぎ、定年後など自分の将来に不安を感じ始めたからです。何か資格を持った方がいいと思い、以前から興味があった行政書士に挑戦することにしました。
 目指す以上は一回で合格したいと思い、受験指導校での勉強を選択し、大手4社の資料を取寄せ、インターネットで評判などを調べて、伊藤塾に決めました。 

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと

辛かったことは特にありませんでした。大学卒業後、20数年ぶりに本格的な勉強ができ、とても新鮮で楽しく有意義な受験生活でした。

私がとった学習方法 

開始段階の勉強法について

次の3つを重視しました。(1)勉強することを生活の一部に組み込み、当たり前のような感覚にすること。(2)インプット教材をスパイラルカード(以下、カード)に一元集中させること。(3)イン・アウトプットの繰返しを短いスパンで行うこと。具体的には、1週間の中で、ライブ講義→WEB講義で復習→復習ドリル→過去問といったローテーションを組み、過程で発生した新しい知識は、その都度、カードへ補充・転記を行っていきました。そして、会社の昼休みを使い、そのカードを暗記しました。毎週同じやり方を繰り返し、5月からは複数科目をバランスよく並行学習していきました。

直前期の勉強法について

この時期は、8月下旬の中間模試の反省・分析を行い、民法などの解法講義を補習し、弱点強化を重点的に行いました。
 10月以降は、答練、模試の問題演習を中心に、間違えた部分/あいまいな部分はもう一度、カードに戻り、該当・周辺部分を確認していきました。他に記述対策講義を補習し、暗記するぐらい繰り返しました。「特別な記述対策は不要」という方もいますが、60点という配点の高さから必要と思います。また、あいまいな知識の精度が高まり、択一対策にも繋がりました。 

総論「私の合格ポイントと反省ポイント」

主な科目を振り返ると次のようになります。
【民法】まず、要件・効果・例外を徹底的に理論立てて覚え、次に徹底的に問題演習を行い、解法能力を高めることが必要かと思います。
【行政法】不服審査や事件訴訟など似たようなものが多く、まずは大きな体系を押さえないと知識が点在し、試験では苦戦します。また、似たもの同士をマトリクスで整理すると有効です。
【商法】とにかくカードのみを繰り返しました。(これだけで、2~3問取れるので捨て科目にするのはもったいないです。)
 社会人で初学者の場合、手を広げる余裕はありませんので、とにかく伊藤塾の教材、講師の教えを繰り返すことに尽きると思います。それだけで十分合格圏に入れます。
 本試験では、難しいと感じ何度も諦めかけましたが、最後に残していた記述まで何とか気持ちを維持し、やり終えました。その最後の記述で46点取れたことが大きかったです。最後まで諦めない気持ちが大事だと本当に痛感しました。
 ちなみに、本試験開始前は、テキストなどは見ずに、合格体験記を眺めて、士気を高めました。 

自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー

私は中間模試の後、カウセンリングを一度受けました。その後の勉強の方向性が確認でき、大変有効でした。

最後に

社会人の方は、やはり学習時間が限られると思いますが、効率の良い努力を繰返し・継続すれば、この試験は短期合格も十分可能です。絶対諦めないでがんばってください。
 先般の合格報告会で何名かの講師の方々とお話させていただき、「この方々は、本当に私たちを心から祝福してくれている」と感じました。殺伐した社会人生活を送っている私にとって、何か大切なことを思い出させてくれた瞬間でした。ぜひ、受験中の皆様も合格してこのような体験をしていただきたいと思います。最後になりましたが、担当の平林先生をはじめ、私を支えていただいた周りの方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。 

受験勉強中の思い出


全て、スパイラルカードに一元集中!


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