最後まで諦めず続けられたことに感謝しています
櫻田 章人さん(37 歳)
★WEB受講で合格
【受験回数】5回
【受講講座】行政書士ペースメーカー答練、一般知識等基準点突破講義など
※プロフィールは、2013年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
私が行政書士の資格を目指したきっかけは、恥ずかしい話になりますが、自身の離婚問題が当時ありました。その時は、法律関係の相談は弁護士に教えて頂くことしか思いつきませんでした。そして「いざ弁護士に相談」といっても、どの弁護士が自分の問題について適しているか、親身に相談に乗ってくれる方なのかも分からないし不安でした。そんな事が有り、数年後、市役所に行った際「街の身近な法律家 行政書士」と書かれたポスターに出会いました。離婚問題に関わらず、どうすれば良いか困っている地域の方の相談相手になれ、法律上の紛争を未然に防ぐことが出来る!これだっ!と一念発起しました。
私がとった勉強方法
開始段階の勉強方法について
特に行政法や民法全体についていえることですが、とにかく最初は全体の流れを掴むことに重点を置きました。
直前期の勉強方法について
直前期、私は本試験の頻出テーマで、しかも自分の弱点と思うテーマに重点を置き、問題に取り組みました。問題肢のどこがどう間違っているかを指摘して解き、少しでも不安やあやふやに感じた箇所は、即、スパイラルカードに戻り、カードに記入・加工等し、徹底的に復習しました。
合格ポイントと反省ポイント
私なりに本試験に臨むに当たり工夫し、成功したと思うことは『ペース配分』です。本試験受験時、60 問解くのに3 時間掛けていては自分の心にゆとりが持てず、もしそんな中で思いもよらない問題に出くわしたら対処しきれなくなると思ったからです。私が考えた無理のないペース配分は問40 迄を1 時間30 分、多肢選択・記述式に20 分、一般知識等に10 分、文章理解に30 分、見直し等に30 分です。恐らく、一般的な方に比べ択一式に時間が少なく、文章理解に時間を掛け過ぎだと思います。しかし、苦手なものは苦手と認め、じっくりやれば出来ると信じて文章理解に余裕を持たせたのです。
受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと
私は5 回目の受験でやっと合格することが出来たのですが、初めの2 回は独学で、3 ~ 5回目は伊藤塾の皆様にお世話になりました。4 回目はあと1 問のところで不合格になり悔しい思いをして、次こそはと勉強を始めようとしましたが、その際家族からの猛反対があり継続が困難な状態に陥ってしまいました。正直、ここまで頑張って来たのに…と呆然としました。どうしても諦め切れず、志水講師にお話だけでもと思いメールで聞いて頂きました。その時、志水講師はお忙しい中にもかかわらずお電話をしてくださり、その後もメールで御助言を下さりました。本当に嬉しかったです。それが励みになり、家族にも「本当に今回で最後」と同意してもらい勉強をする事が出来ました。『勉強ができる喜びに感謝!家族に感謝!伊藤塾の講師の皆様に感謝!全ての事に感謝!』これからも感謝の気持ち活かしていこうと思います。
最後に
現在、田舎の地域密着型衣料品店を営んでおり、田舎ならではのお客様の顔の見える商売をさせて頂いていますが、今までのサービスに付加し街の身近な法律家を旨として、より敷居の低い、お客様目線に立ったサービスをしていきたいと思います。
これから行政書士を目指す皆様、やると決めた以上やり遂げて下さい。真っサラな気持ちで知識を素直に正確に吸収して下さい。そして、絶えず思って下さい。
やればできる!必ずできる!
受験勉強中の思い出
寒い時期重宝したのが、これ!二十年以上前の『電気あんか』!勉強開始時は年間で一番寒い時期です。