「確実な基礎知識の習得」の重要性を肝に銘じ、実行しました
川口 和美さん(73 歳)
【受験回数】3回
【受講講座】行政書士合格講座、行政書士ペースメーカー答練、上級インプット講座、ステップアップ文章理解、民法条文徹底解析、択一式厳選600 肢スピードチェック講義、記述式厳選60 問スピードチェック講義など
※プロフィールは、2013年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
会社生活を終えた数年後、伊藤真塾長著「夢をかなえる勉強法」(サンマーク出版)に感銘をうけ伊藤塾を訪問、志水講師の宅建受験講座を受講し、1 回の試験で合格できました。発表当日は70 歳に達していました。
これを契機に法律に関心を持ちが行政書士試験に挑戦することとしました。
私がとった勉強方法
平成23 年、24 年、2 回の本試験失敗からわかった自分の弱点とその対策、主要4 点。
第1.覚えたと思ったことをすぐ忘れる対策
・ 一度覚えた項目に日付を記入、その都度根拠条文、定義、目的、要件効果、原則例外、判例を確認する。これは辛いが負けずに継続する。
・ インターネットで講義を何度も聴く。
・ 苦手事項は音読をくりかえし、瞑想し、頭にたたき込む。
第2.文章読解力不足(スピード不足)対策
・ 過去問をはじめ問題を解く、テキストを覚える時は時間を設定する。
・ 年度別過去問は2 時間で終わり、必要な解説まで確認する
・ 読み飛ばし、誤読のチェックを徹底する、がクセが直らず時々落込む。
第3.全体構成からの理解不足(民法)対策
・ 目次にかえり、どの分野を学習中か位置付けを明確にして進む。上級インプット思考体系にもどり目的、制度趣旨、原則・例外を再確認する。
第4.記述式が弱い対策(特に直前期)
・ 過去問、答練、模試(過去3 年分)、記述講座、テキストA ランク項目から想定問題を予想し民法80 問、行政法40 問位を整理し、関連条文、判例からキーワードを論理的に頭に浮かべ、できるだけ記述してみる。
上記4 点のくりかえし、集中力アップのため
・ 5 月から晩酌のビールはノンアルコールにした。
・ テレビは、食後のニュース以外は見ないように心がけた。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
志水講師、平林講師の講義内容等から、受験勉強に取組む上で「確実な基礎知識の習得」は条文、判例にかえり「くりかえす」ことの重要性を肝に銘じ、辛いが実行した。
心から感謝いたしております。
最後に
本試験11 月10 日には満73 歳を迎えておりますが、覚えてもすぐ忘れるは「年齢のせいにはしない」と戒め自分に叱咤激励してきました。
孫2 人(小4、小1)の応援も大きな力になり、合格を知らせたら電話の向こうで飛び上がるほど喜んでくれた姿を思い浮かべると胸が熱くなりました。
未だ不完全な知識、計画未達成での合格ですので今後も法律に対し謙虚な姿勢で勉強し続けるつもりです。
受験生の皆様の合格を心からお祈りいたします。
受験勉強中の思い出
受験勉強の原点にたちかえる時や、就寝前に、手をふれ、数ページ開くだけで力が湧き心の支えとなりました。