カウンセリングでの補正により、安心して学習を進めることができました
T. K さん(55 歳)
★個別指導を有効活用して合格
【受験回数】5回
【受講講座】行政書士ペースメーカー答練、上級インプット講座、ステップアップ政経社、ステップアップ文章理解
※プロフィールは、2013年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
以前に総務系業務に在籍した際、顧問指導をいただいた行政書士先生との出会いがきっかけです。その先生は、法律家としての資質の高さは勿論ですが、都度発生する課題に対し、当社の特殊現状を納得するまで粘り強く調査され、最善の策に向けられる姿勢がとても真摯かつ丁寧な方でした。その姿を拝見し、自分もこんな人に成りたいな、との淡い想いで受験を始めました。
私がとった勉強方法
開始段階の勉強方法について
紹介の通り、受験回数も5 回目となると、過去4 回の受験で積み上げた「知ってるだけ」の非実践的な知識では通用しないことを実感し、今回平林講師の「上級インプット」開講を受け、これが最後とばかり“心中”の覚悟と決意をしました。従って、これまでの練習問題中心から、徹底的なインプットへ180 度転換を図りました。とにかく伊藤塾中間模試までは他の事には脇目も振らず、とにかくテキストのQとAの繰返しでした。特に準備に時間のかかる民法は、「要件は?効果は?」「この命題の答えは幾つ?それは何か?」「類似の横断知識は何?」など常に持てる知識総動員を鍛え上げました。
直前期の勉強方法について
9 月以降本試験直前までは、①を民法・行政法について「脊髄反射」的即答を意識しつつの高速回転に徹し、最終的に憲法・行政法を10 週、民法を20 周くらい繰り返しました。
また、中間模試まで弱点と認識していた本番3 時間の「解き順」と「ラップタイム」の試行錯誤に充てることができました。
総論
とにかく、「知っている」を「答えられる」に変えたくれた「上級」システムに感謝いたします。
受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと
「辛かったこと」は、学習時間の確保でしょうか。出張の多い業務の為、移動時間の活用や宿泊先での就寝前など、細切れの隙間時間を如何にかき集めるかが勝負と心得、楽しみな“風呂上りの一杯”を何度も諦めました。
「嬉しかったこと」は、その自虐的な心情を理解し、励ましてくれる仲間や家族の存在で、折れそうな心を何度も救ってもらいました。私にとって理解者無くしてこの闘いは、まずもって不可能でした。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
これまで述べた通り、「上級」中心のIN とOUT の繰返しでしたが、やはり一年間やり続けるには、途中でのチェックポイントの確認が必要です。私の場合、面談のカウンセリングで現在の進捗状況の報告で補正していただき、安心して学習を進めることができました。
最後に
以上の通り、私にとっての「合格」は、家族や関係者の方々の支援があって成し得た結果です。心から「ありがとう」と言わせていただきます。この気持ちを、故郷に恩返しが出来るよう、益々精進したいと思います。
また、社会人の挑戦者の皆様、多忙な勤務と諦めないでください。隙間時間は最大の味方です。工夫次第で勝利が見えてきます。頑張ってください。
受験勉強中の思い出
隙間時間活用の為には教材のダウンサイジングが重要な課題でした。また、iPad など使える物は何でも使い、常に触れる環境造りを意識しました。