学習初期段階から体系の把握に努めていた事が理解の促進に繋がったと感じています

独学・他校から転入して合格

宮崎 みなみ さん(24 歳)
 

★個別指導を有効活用して合格
【受験回数】1回
【受講講座】行政書士合格講座

※プロフィールは、2013年度合格時点のものです。


行政書士試験との出会い

行政書士試験を目指すようになり、受験指導校を迷っていた2 月。伊藤塾で無料セミナーがありました。そこで、かねてから不安を抱いていた「勉強方法」について講師の方に訊いたところ、非常に丁寧に教えてくれました。

私がとった勉強方法

開始段階の勉強方法について
 

とにかく講師のサインを聞き逃さないことに注力しました。Aランクは赤、B は青、C は黄色、というようにテキストのカラーリングをはじめ、特に重要な個所や、「意地でも暗記」という箇所には必ずその旨のマークを書き記していきました。
初受験だったので「何が重要なのか」、「どこが基礎なのか」を徹底して把握し、「覚えるべきものと論理的に思考を働かせて導き出すもの」とを区分して記憶量を減らしました。
それと同時に、平林講師が何度も仰っていた「体系の把握」を欠かさず行いました。即ち、(1)全体像はどうなっていて、(2)今どこを勉強していて、(3)このテーマでは何を思い出せばいいのか、ということです。特に(3)についてですが、過去問演習のときに、肢の答えを導き出す演習ではなく、問題のテーマから思い出すべきことをすべて書き出した上で、肢の問題を解いていきました。正解・不正解よりも、思い出すべきことをすべて書き出せたか、というチェックを過去問を用いて行いました。
このように学習初期の段階から、体系の把握に努めていた事が理解の促進に繋がったと感じます。

直前期の勉強方法について

直前期には過去問を解かず、ひたすらアウトプットの訓練をして基礎を固め続けました。私のいうアウトプットとは、目次だけを見ながら、要件・効果、留意点、文言の意味、関連(類似)テーマ等、テキストに載っているありとあらゆることを書きだすことです。また、「単に思い出す」のではなく、「いかに素早く正確に思い出すか」に重きを置きました。

受験勉強中で、辛かったこと・嬉しかったこと 

夏に行われた「憲民行夏期集中答練」にて、弱点を発見できたことが嬉しかったです。この答練では行政事件訴訟法が全滅していたのですが、「条文の読み込み」を繰り返し行うことで、以降の中間模試、最終模試ともに、同法の部分は全問正解し弱点を克服することができました。

伊藤塾の個別フォロー 

学習を進めるうえで、重要だけれどイマイチわからない部分が出てくると思います。六法、テキスト、過去問、講義を見返しても分からないところについては、メールで質問したりしました。要点を捉えて返信してくれるので、非常にありがたかったです。

最後に 

初学者の私でも216 点という比較的高得点で合格できたのは、平林講師のおかげです。メリハリある講義、体系を整理して教えてくれる講義、記憶に残る講義など、合格のエッセンスが平林クラスには盛り沢山でした。試験前に「宮崎さんは受かるべくして合格する人です」との言葉をいただき、とても勇気づけられました。1 年間、本当にありがとうございました!

受験勉強中の思い出