学習方法は無数ですが大切なのは「自分に合った方法かどうか」だと思います
新居﨑 匡宜さん(36 歳)
【受験回数】1回
【受講講座】行政書士合格講座
※プロフィールは、2013年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
旧司法試験に取り組んだ経験があります。しかし、合格することはできずに就職をしました。その後、私が働いている間に行政書士となった父に行政書士試験の受験をすすめられました。迷いはありましたが「法律を使って人の役に立ちたい」という思いを常に持っていたため、受験を決意しました。
私がとった勉強方法
開始時期の勉強方法について
「趣旨・目的・要件・効果」を理解しながら学習しました。過去問は行政法のみ全問を解き、他の科目は講師に指摘されたもののみを解きました。
直前期の勉強方法について
テキストを通読し、見出しを見たら判旨やキーワード、注意する点が頭に浮かぶよう意識しながらとにかく読み込みました。
私の合格ポイント
「本試験当日に合格基準点を上回ることができる頭と体を作ること」を常に意識しながら学習を進めました。そのため、学習が思うように進まない時や答練で点数が取れない時でも素早く気持ちを切り替えることが出来たと思います。
模試は実力を測る場であると同時に、本試験当日のシミュレーションとして活用しました。結果については点数を気にせず、全体の中で自分がどの位置にいるのかを把握すること、取るべき問題を取れていたかどうかを確認しました。
学習方法は無数にあると思いますが、大切なのは「自分に合った方法かどうか」だと思います。様々な情報を取捨選択し、実践し、自分に合った学習方法を見つけることは重要だと思います。
受験勉強中で辛かったことと嬉しかったこと
自身の状況を考えるとプレッシャーを感じることは多かったです。しかし、辛いと感じたことはありません。法律を学べる喜び、試験を受けることができる幸せの方が大きかったからかもしれません。嬉しかったことは同じ目標に向かう仲間ができたことです。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
昨年の合格者の方が講義後の教室に来ていただけたことが最高のフォローとなりました。学習の進め方や答練の受け方といったアドバイスをいただき、本試験に対応する力を高められたと思います。
最後に
法律家を志してから随分時が経ちましたが、一つの形を手に入れることができたことは本当に嬉しいです。しかし、ここからがスタートだと思っています。法律の知識は勿論、法律以外の知識を増やし、人格を磨き、人のために力を尽くせる行政書士になるべく努力をしていきます。
講師の方々、合格者の先輩、伊藤塾の皆さん、共に学んだ仲間、応援してくれた友人、すべての人に感謝します。そして、支え続けてくれた家族にも感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
様々な思いの方が様々な環境で学習されていると思います。絶対に諦めないでください。そして最後は笑顔で締めくくることができるような受験生活を送っていただければと思います。
受験勉強中の思い出
お守り:学習時は常に近くにありました。ようやくお役御免となったものもあります。
民法のテキスト:マークの仕方や想起を促す目隠し等加工をしています。