基本的知識や法的思考力こそが大切だと考えメリハリある勉強をしました
野村 政史さん(39 歳)
★他資格の受験経験を活かして合格
【受験回数】1回
【受講講座】行政書士短期集中講座、行政法条文徹底解析講義、文章理解徹底演習講義、一般知識等基準点突破講義、択一式厳選600 肢スピードチェック講義、記述式厳選60 問スピードチェック講義
※プロフィールは、2013年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
私は、司法書士として主に登記業務に携わる中で、行政書士の資格もあれば、ひとつの案件につき、登記だけでなく関連するサービスをより幅広く提供できるのではないかとの思いを抱くようになりました。そんな折、たまたま伊藤塾のパンフレットを見て、行政書士短期集中講座の開講を知りました。短期間で合格に必要な知識を習得できることに魅力を感じ、7 月末から行政書士試験の勉強を開始したのです。
私がとった勉強方法
開始時期の勉強方法について
行政書士短期集中講座の講義をインターネットで聴きながら、復習としてテキストを読み、該当範囲の過去問を解きました。また8 月中旬からは、行政書士短期集中講座と並行して、行政法条文徹底解析講座もインターネットで受講しました。
直前期の勉強方法について
10 月からは、テキストの読み込みと条文の素読を中心に勉強しました。また、一般知識等の科目に不安があったので、一般知識等基準点突破講義と文章理解徹底演習講義もインターネットで受講しました。
私の合格ポイントと反省ポイント
私は、始めの頃は、司法書士試験の時と同じく、過去問の肢を全てつぶすようなやり方で勉強していました。しかし、司法書士試験では、実務で必要とされる非常に細かい知識が問われるのに対し、行政書士試験では、実務的な細かい知識ではなく、行政書士になるための素養があるかどうかが問われることが分かりました。そこで、基本的知識や法的思考力こそが大切だと考え、重要な基礎知識とそうでない部分とを分けて、メリハリのある勉強をするようにしました。
受験勉強中で辛かったことと嬉しかったこと
行政書士短期集中講座の最終回が配信されたのは10 月に入ってからだったので、残りの1ヶ月で総復習をするのは大変でした。ストレスと勉強疲れで瞼が痙攣したり、耳鳴りがひどくなったりしました。逆に嬉しかったことは、最終模試の結果を見て合格を確信できたことと、試験の前日に友人からメールで応援メッセージをもらったことです。
自宅での学習と伊藤塾の個別フォロー
自宅では周りを気にすることなく声を出して勉強できるので、条文やテキストの重要箇所を音読しながら覚えました。また、行政書士短期集中講座を受講する前に、担当講師の久木田講師に直接ご相談をさせていただける機会があり、勉強開始にあたって大きく背中を押していただきました。
最後に
行政書士も、専門家である前に一人の人間です。私は、専門家として自己研鑽に励むと同時に、自身の人間性を磨く努力をしたいと思います。また、依頼者一人ひとりの言葉に真摯に耳を傾け、その心情に寄り添いながら職務にあたりたいと思います。これから行政書士試験を目指す方は、合格後の自分をイメージして、最後まで諦めないでください。
受験勉強中の思い出
自分が撮った作品のポジ。心に残る花や風景が、渇いた受験生活に束の間の潤いを与えてくれました。