本試験で時間に余裕をつくってくれた「解法技術完全マスター講義」!
伊藤 浩さん(53歳) アルバイト
◆ 受験回数/ 2 回
◆ 受講講座/行政書士上級コース、演習フルコース、直前フルパック、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2015 年2 月
※プロフィールは、2015年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
30 年弱半導体メーカーのエンジニアとして勤めてきましたが、独立して新しいことにトライしてみたいと思うようになり、2015 年1月に会社を退社して行政書士への道を歩むことにしました。
私がとった勉強方法
学習開始段階の学習法について
インプットはとにかく「行政書士上級コース」のインプットマスターのテキストを徹底的に繰り返し覚えこみました。アウトプットは、一定期間の過去問を全部解くという方法は効率が悪いと思ったので、テキストと「解法技術完全マスター講義」に掲載されている過去問しか解きませんでした。
私のお気に入りの講座は「解法技術完全マスター講義」で、平林講師の「想起事項」と「思考フロー」を示しながらの解法は、知識だけではなく、実践(特に時間短縮)に役立つものでした。
直前期の学習法について
「解法技術完全マスター講義」「演習フルコース」を復習した結果、いつも間違えるAランクの内容をポストイットに書き出しそれを集めたノートを毎日見直しました。これにより確実に知識を定着させることができました。また、「公開模擬試験」は結果の出来・不出来よりも(1)時間配分の確認、(2)心理状態(どういう状態/時間帯になるとあせり始めるかなど)を確認することを重視して臨みました。
私の合格ポイントと反省ポイントについて
振り返ると次の3つがポイントだったと感じています。(1)AおよびB+ランクの内容はテキストを見なくても空で言えるようになるまで繰り返しました。(2)手を広げすぎない。使用したのは伊藤塾の教材のみでA~Bランクの内容を繰り返しました。(3)自分が知らない内容はCランクと思う。とことん勉強したからこそ自分を信じることができたのだと思います。
伊藤塾講師・スタッフとのエピソード
普段は在宅受講でしたが、東京校で「実力診断ハーフ模試」を受けた後、2014 年度に合格されたスタッフの方とお話することができました。その際にテキストを何回繰り返し、いつ頃、どれくらいの期間で一周させたかを実際に聞くことができたのは、自分の学習計画を立てるうえで参考になりました。また、先輩方の経験を直接聞くことで、やる気が加速したことを覚えています。
最後に
受験生にとって、本番の試験で焦ってしまい平常の力を発揮できなくなるのが一番恐ろしいアクシデントです。平常心をキープするのは、時間に余裕を作ることで可能になります。直前期には問題を短時間で解く方法や解く順番の自分なりのルール(私の場合、長文・論点・個数問題は一巡目には解かずにパス)を確立するようにしてください。
最後の最後に、会社に勤めている間はいろいろな方にお世話になりました。退職した今となっては直接恩返しをすることはできませんが、その代わりに街の法律家として社会に貢献できるように努めていきたいと思います。。
受験勉強中の思い出
いつも間違えるAランクの内容をポストイットに書き出しそれを集めたノート。
AおよびB+ランクの内容は空で言えるまで繰り返した上級インプットマスターのテキスト。