「上級インプット講義」のテキストは、条文の解説・判例・過去問まで入った、まさに“All in One”のテキストです!
中牟田 康 さん(59歳)
◆ 受験回数/2回
◆ 受講講座/行政書士中上級講座、条文から押さえる!民法徹底解析講義・行政法徹底解析講義、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2016 年2 月
※プロフィールは、2016年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
行政書士の業務範囲はとても広く、自分の知識・アイデア・行動次第で様々な実務が可能であることに魅力を感じ、定年退職後のセカンドキャリアとして選択しました。
独学で挑戦した1年目(2015年度)は、伊藤塾の市販テキスト(「うかる!行政書士総合テキスト」)をメイン教材として学習し、また伊藤塾主催の模試と公開講座を受け、模試や講座内容の質、講師の方々の人柄などに魅力を感じていたので、2 年目は確実に合格を勝ち取るため迷うことなく伊藤塾の講座を選択しました。
私がとった学習方法
開始段階の学習法について
中上級講座で最初に始まる「基礎力再構築講義」において、憲法・民法・行政法の原理・原則や体系に対する視点や考え方を得られたことが、その後の学習においてとても役立ちました。
上級インプット講義で使われるテキストは条文の解説、判例、過去問まで入ったまさにAll in One のテキストです。後は六法だけがあればよいので、学習がとてもラクで効率的です。書店に並ぶ他の関係書籍を一切気にすることも買う必要もないので、精神的かつ経済的にもウレシイです。
直前期の学習法について
中間模試以降は、民法および行政法徹底解析講義(テキスト、Web 講義)を中心に、上級インプットテキストをサブ的に使いながら、知識の精度を高めることを主眼に学習しました。
また、過去問も単に解くことを繰り返すのではなくて、設問に関係する事項の想起や知識精度をチェックするためのツールとして用いました。想起が詰まったり知識が曖昧だったりした場合は、徹底解析講義のテキストに戻って復習していきました。民法および行政法徹底解析講義テキストは六法代わりにも使用でき、私にとってはまさに行政書士合格のためのバイブルでした。
私の合格ポイントついて
私なりの合格ポイント(秘訣)は『SAT』です。
<S・・・信じる>平林講師や志水講師の解説講義と各種テキストだけを信じて、他の法律系資格やネットに溢れるものなど他の情報は一切無視しました。
<A・・・諦めない> 11 月の本試験の試験終了の瞬間まで絶対に諦めないことが重要だと思います。
<T・・・淡々と>平林講師が常々言われていることですが、最後まで淡々と学習し続けることが大切だと思います。一喜一憂せずに、講師を信じて、自分のやるべき事を淡々とやっていくことが合格のポイントだと思います。
伊藤塾講師・スタッフとのエピソード
講師からは合格のための知識だけでなく、合格した後、法律の実務家としての基本的な心構えを教えて貰いました。平林講師の「法律家としての行政書士の地位を高めたい」という熱い思いが伝わってきましたし、行政書士になるという決心(覚悟)を固めてもらったと、とても感謝しています。
最後に
行政書士というのは、社会や生活の変化を感じて、一歩先を行く発想や行動によって新しい業務を開拓していくことのできる魅力的な職業ですし、自分なりの職業や人生の経験を活かせると思っています。周囲やインターネット上の話などは適当に無視し、自分の志を貫き通してください。
そして、同じ伊藤塾出身者として行政書士の未来をつくっていきましょう。頑張ってください。
受験勉強中の思い出
直前期に頂いた平林講師からのメッセージ。勉強時に愛用した蛍光マーカー(発色が鮮明で、詰め替えタイプなところが気に入っています)。
答練の解説講義で用いられたスライドなど参考になるものもテキストに貼り付けて情報の一元化を図りました。