自分を信じて、テキストを信じて、計画を信じて、栄冠を勝ち取ってください!
西田 篤史 さん(59歳)
◆ 受験回数/4回
◆ 受講講座/行政書士中上級講座、択一式厳選600 肢スピードチェック講義、記述式厳選60 問スピードチェック講義、出題予想& 最新判例スピードチェック講義、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2016 年1 月
※プロフィールは、2016年度合格時点のものです。
行政書士試験との出会い
通算10 年の海外駐在も含め、商社マンとして会社人生を送ってきましたが、定年を前にして何か新しいことに挑戦してみたいと考えました。
普段の仕事で弁護士や司法書士の先生と接触する機会が多いこともあり、法律に対する関心が高まり、法律の仕事がしたいと考え、「町の法律家」としての行政書士の幅広い業務を知るに至り、行政書士になりたいと決意しました。
私がとった学習方法
開始段階の学習法について
受験3 年間の経験から「中途半端な知識でわかったと思ってはいけない」「過去問に正解できても本当に理解しているとは限らない」の2 つを肝に命じました。その上で、伊藤塾の中上級講座をベースとして、これに択一式厳選600肢スピードチェック講義や記述式厳選60問スピードチェック講義などを肉付けするようにしました。
そして以下のような方針が結果としてうまくいきました。
(1)何を信じるかを決めること。(私の場合は上級インプット講義のテキスト)
(2)決めたら迷わず信じきる事。
(3)信じたことの内容を自分のものにするための計画を立てる事。
(4)計画は何を、いつやるかという具体的な表にする。
(5)計画通りできたかを検証して、やり残した部分の再計画をすぐに作る。
(6)この(1)~(5)を粛々と行う。最初に信じたのだから、他のことには手を広げずにやり尽くす。
この作業を愚直に繰り返し行っていると、徐々に答練などで成果が出てきました。
さらに、私が行政書士試験において戦略的に考えたのは、やはり記述式問題の攻略です。
やはり記述式は配点が大きい。大きいということは、うまく書ければ点数がもらえる反面、書けなければ大きなチャンスを失うことになります。当たり前のことですが、この事を常に意識してテキストの中で記述式として出題が出そうな箇所には「記」のマークを付けて直前期には重点的に確認しました。平林講師も講義の中でこの記述式のポイントを指摘されていました。
あともう一つ、お話ししたいのは生活の一部として勉強時間をルーティン化することです。そのためには規則正しい生活がベースとなりますが、夕食を終えたら自動的に机に向かうということを、他の入浴や歯磨きなどの日常生活の動作と一緒にルーティン化することです。まるでイチロー選手がバッターボックスに入ってから構えるまでの動作と全く一緒です。これを繰り返しているとルーティンから外れることに違和感を感じるようになる筈です。是非、やってみてください。
最後に
私は、還暦間近のシニアですが、今までの社会経験を活かして社会に貢献できる行政書士になりたいと思っています。これまで応援してくれた家族、友人、同僚に深く感謝したいです。
そして、生きている間に合格を報告できずに一昨年亡くなった天国の父にもこの感謝を伝えたいと思います。
受験生の皆さんも自分を信じて、テキストを信じて、計画を信じて栄冠を勝ち取ってください。
受験勉強中の思い出
毎月初めに通った神社にある「生命の言葉」。モチベーションの維持に役立ちました。
上級インプットのテキストに何でも書き込み、同じA5サイズのルーズリーフで苦手な論点を整理して、テキストに挟み込みました。