「合格ナビ」はメンタルを鍛えるのに最適な場です
倉原 都子さん(46歳)
◆ 受講講座/行政書士合格講座 本科生、合格ナビ(旧:合格ゼミ)、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/2018年2月
※プロフィールは、2018年度合格時点のものです。
行政書士試験を目指したきっかけ
私が行政書士を目指すきっかけとなったのは、現在勤務している土地家屋調査士事務所の上司に「行政書士試験には受験資格の制限がなく、取得すれば事務所の業務の幅が広がるので受験してみては?」とすすめられたからでした。
早速、“通える範囲であることと、費用の負担が少ないこと”を条件に受験指導校を調べ、伊藤塾とは別の指導校に申し込み、週1回通い必死に準備したものの、合格には至りませんでした。自分なりに無我夢中で勉強したつもりでしたが、「あの時、運で合格しないで良かった」と、その後勉強していくうえで何度も思ったものです。
伊藤塾を活用した私の学習方法
翌年、伊藤塾の「行政書士合格講座 本科生」をWebで受講し始めたのですが、あまりの違いにビックリしました。平林講師の講義はテンポが良いうえに大変おもしろく、的を絞ってもらえることで、それまでの闇雲にやっていた時より、はるかに吸収できている感覚がありました。
模試で初めて200点を超えることができ、その後迎えた本試験でしたが…自分でも呆れるくらい緊張するあまり猛スピードで解いてしまい、結果は170点で不合格。本試験前に平林講師から送られてきた応援メッセージ葉書の「一歩一歩着実に」という言葉を思い出し、1年間の努力を全く無駄にした自分がとても悔しかったです。
その反省から志水講師の「合格ナビ(旧:合格ゼミ)」の受講を決意。初回は全く答えることができず、顔から火が出るような恥ずかしさでいっぱいでしたが、それ以降は絶対答えたい一心で、「合格ナビ」の度に自分を追い込んで準備したので、中だるみすることはありませんでした。何より話せる仲間ができたこと、遠い存在だった志水講師から直接講義を受けられることはとても刺激になり、緊張しすぎる私にとって「合格ナビ」はメンタルを鍛える場として最適だったと思います。
とにかく、勉強以外の自分の課題は“メンタルを強くする”でした。実は、直前期の9月頃からの私は蕁麻疹がでたり、不眠に加え、つわりのような症状が続いていました。模試ですら、開始直前までお守りを握りしめていたくらいです。
伊藤塾講師とのエピソード
受験を志した当初は、仕事と家事と子育てのバランスをうまくとれず相当苦しみました。自分の時間が取れないのは家族のせいだ、とさえ思ったこともあります。「身近な人にあたっても何も得られない」と模試後に志水講師がお話されたことがあり、その日、ピリピリして家を出てきていた自分を省みて涙が出そうになったことを覚えています。それからは「私は私の為に自分で決めて頑張っているんだ」、と思い直し、家事も手抜きしながら、うまく時間を作っていけたと思います。
今回の受験にあたっては、敢えて教材を絞り、基本を確認しつつ、自分だけの「要・チェックメモ」を作成し、「合格ナビ」で習熟度を確かめる、というやり方でとにかく問題を解く力をつける努力をしました。
最後に
合格までの道のりは、最初自分が想定していたよりも時間がかかり、もう一生合格できないのではないか、自分は無駄な努力をしているのではないかと弱気になることもありました。が、諦めないで勉強してきて本当に良かったです。
心が折れそうになった時、志水講師の言葉に何度も助けられてきました。志水講師には感謝しかありません。そしてずっと私を優しくサポートしてくれた夫、応援しつづけてくれた家族にありがとうと言いたいです。
これからも実務に向けて勉強は続きますが、今後も何事にも真摯に取り組み、人の気持ちに寄り添える心ある行政書士になっていけるよう頑張っていきたいと思います。
受験勉強中の思い出
伊藤塾の教材だけをとにかく繰り返しました。
自作の重要事項ノート。本試験直前まで何度も見ました。