Web受講最大の長所は、講義を好きな時に止めて、何度も聴き直せることです
飯田 彩奈さん
◆ 受験回数/ 2回(伊藤塾で学習後、1回で合格)
◆ 受講講座/行政書士中上級講座 上級コース、行政書士試験超直前対策ファイナルチェック講義、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/ 2017 年6月
※プロフィールは、2018年度合格時点のものです。
行政書士試験を目指したきっかけ
私は、大学院卒業後、百貨店の社員として勤務していました。人の相談、要望を受ける仕事はやりがいがあったので、サービス業は日々楽しかったです。しかし、だんだんと売上目標に追われ、「モノ」を売ることを通じて人に幸せを与えるのでなく、自分の「知識」と「専門性」を通じて、モノでは与えられない人生の幸せを創る手助けができる人材になりたいと思うようになりました。
そこで、父が司法書士、弟が弁護士であったことから法律職が身近な存在であったこと、また学生時代の留学を通じて来日外国人のお手伝いをすることが自分にできる社会貢献ではないかと思い、国際業務ができる行政書士を目指すことにしました。
伊藤塾を活用した私の学習方法
私は仕事を辞めてから本格的に勉強を始めました。仕事を辞める前は仕事と勉強を両立できると思っていたのですが、朝早くの出勤、対人業務の多さから、勉強時間をうまく確保できませんでした。そのため、本格的に勉強したいと決意をし、会社をすぐに辞めることにしました。
初めての行政書士試験まであと5ヶ月。伊藤塾ではない他校の短期用テキストで自宅にて学習しました。内容が比較的簡易だったので自信を持っていたのですが、実際に模試を受けるとボロボロ。模試レベルの学習と内容量がそのテキストには足りていないと感じました。そして1回目の本試験は不合格。試験直後から勉強方法を改めようと、伊藤塾の「行政書士 中上級講座」を申し込みました。
それから1年間、とにかく講義を隅から隅までしっかり聴き、わからないことがあれば他の参考書で調べ、何度も講義を聴きなおして頭に叩き込みました。私は在宅でのWeb受講だったので、その意味では講義を好きな時に止め、何度も聴きなおして勉強できたのは良かったです。講義を受け終わったら、知識が定着するまで何度も復習です。すべてのテキストを、通しでおそらく最低15回は読みました。
伊藤塾講師とのエピソード
私は平林講師の講義を受けていましたが、事例や言葉がわかりやすかったので、平林講師の言葉をそっくりそのままテキストにメモして覚えたくらいです。
最後に
実は、合格した行政書士試験の前日、緊張で一睡もできませんでした。1年間、毎日いつも頭の中が「勉強しなきゃ」となっていたので、非常にプレッシャーだったと思います。ただ、自分のやりこんだテキストや、勉強計画を書いた手帳に残った功績が、私に自信を与えてくれました。
人は1日くらい寝なくても生きていけます。1日くらいで知識が飛ぶことはありません。それほど、日々の勉強の積み重ねは大切です。毎日くじけそうになっても、今日やるべきことは今日やる。次の日に、前日の自分に後悔しない。そう思って毎日勉強しました。
試験勉強は自分との闘いですが、明確な目標と計画を持てば、きっと最後にはゴールできます!
受験勉強中の思い出
テキストは、いつでも読みたい部分が読めるよう、付箋をしっかり貼って検索しやすいようにしました。
ノルマ達成を日々目指して、毎日何をするかを計画的に書いて勉強していました。湯島天神のお守りも壁に飾っていました。