行政書士試験を目指したきっかけ

行政書士の仕事を初めて知ったのは、夫のビザ申請で、大量の提出書類を見た時でした。
日本語が堪能ではない外国人の方にとっては、これらの書類を正確に理解し記入することは困難に思えたので、「通常はどうするのか？」と尋ねたところ、「行政書士の先生にお願いする人が多いよ」と言われ、もしかしたら自分に向いている仕事かもと思ったのが、試験を目指すきっかけでした。

伊藤塾を活用した私の学習方法

(1)勉強法について
とにかく基礎からしっかりと勉強する必要を感じましたので、「行政書士合格講座本科生」を受講しました。伊藤塾へ通う前に、半年だけ他校で勉強していたのですが、その時と比べるとテキストの内容が大変わかりやすい印象を受けました。入塾にあたっては井内講師のカウンセリングを受けましたが、講師ご自身の熱心な様子を見て迷わず受講を決めました。
合格した年は、特に時間が制約された条件下でしたので、Cランクの内容には一切手をつけないようにしました。おかげでA・Bランクの箇所の精度を高めることができたように思いました。
(2)反省ポイントについて
反省点は、もっと早い時期に「絶対暗記、SA ランク」と言われていた暗記に着手すれば、後半焦って学習することはなかったのにと思いました。
(3)仕事や育児などをしながら学習する方へ
1歳児のワンオペ育児中での学習は、想定通り、時間との闘いとなりました。時には全く学習できない日もありましたが、それは仕方がないと割り切り、マイナスの気持ちを引きずらないようにしました。
対策としては、予めの「休息日」は設けず、できる時は全力でやるようにしました。あと、テキストもあれこれ手を出さずに、重要箇所の復習に重点を置き、「余計なものには触らない」ことを徹底しました。

伊藤塾講師とのエピソード

何よりも、井内講師に大変お世話になりました。家庭の事情で月１回程度しか通学はできませんでしたが、井内講師とカウンセリングすることで学習計画を立て、心の励みとすることができました。井内講師でなければ継続して勉強できなかったと思います。

最後に

人間は、苦しいと感じることを続けることは不可能です。私の合格の秘訣を一言で言えば、「楽しみながら勉強できたこと」だと思います。ご自身で自分なりの楽しくなる方法を探してみてください。そうすれば必ず合格できます。

受験勉強中の思い出