「解法技術完全マスター」により、行政法の問題で迷うことがなくなりました

仕事・家事・子育てをしながら合格!

松尾 清隆さん(41歳)
 

会社員
◆ 受験回数/3回(伊藤塾で学習後、1回で合格)
◆ 受講講座/行政書士中上級講座 中上級コース、公開模擬試験
◆ 合格年度の学習開始時期/2017年12月

※プロフィールは、2018年度合格時点のものです。

行政書士試験を目指したきっかけ

2017年の受験を終えて自己採点をしたところ、選択肢を1つに絞り切れず、最終的に選んだ肢が不正解だったという問題が8つ。これを不運で片付けることはできないな、と思っていた最中、伊藤塾の「行政書士中上級講座」の案内に「2択まで絞れたけれど間違えるという状態をなくしたい方」とあるのを目にし、受講を決めました

伊藤塾を活用した私の学習方法

12月開講の「基礎力再構築講義」は、「考え方をしっかりさせて運に左右されない」ための下地作り。3月からの「上級インプット講義」も6月頃までは理解優先で、設問形式で書かれたテキストの答えを隠さずに読み進めました。
7月以降、答えを隠して設問に答えながらテキストを読む作業を繰り返したのですが、私はこの作業が苦手で、3回目くらいで音を上げました。代わりに私が行ったのは、このテキストから出題可能性が高い内容(平林講師のランク付けによる)を名刺大のカード(いわゆる単語帳)に書き写し、それを見て記憶するという方法です。カードに収まるよう要約するのに時間をとられましたが、本試験までに20回以上読み返すことができました。情報量を減らすことはリスクを伴いますが、知識の精度を高めるのには効果があったと思います。
2択まで絞れたけれど――という問題の解決にいちばん効果的だったのは、6月下旬からの「解法技術完全マスター講義」。この講義では、過去問を用いて平林講師の思考過程を追体験できます。これにより、行政法の問題で迷うことがなくなり、解く速度が増したことで、模試や本試験での時間的な余裕にも繋がりました

伊藤塾講師とのエピソード

東京校で受講していましたが、平林講師に質問をしたことはありません。受講生が質問のため列を作るという光景も記憶にありません。講義がわかりやすく、質問の必要を感じなかったのだと思います。少なくとも私はそうでした。
丸山講師の「実践答練」は平日夜だったので、いつも解説の前半が終わったところで退出していました。それでも効果は充分。「明日も仕事で朝が早い、という方は途中で帰っていただいても構いません」といったお声掛けも大変ありがたかったです。

最後に

伊藤塾講師陣は、受講生の負担を減らすことに心を砕いてくれています。覚えるべき知識の絞り込みが入念な分析に基づいてなされているからこそ「やればできる」という状態が生じているのであり、背景にある講師陣のご尽力を思うと頭が下がります。これから受講しようかという方々には、まず、そこを信用してみることをおすすめします。私自身、司法書士試験も「やればできる」のかも、と検討中です。

受験勉強中の思い出

使用教材

「上級インプット講義」テキストの内容を書き写したカード。
学習方法で独自と言えるのはこれくらい。