慶應義塾大学法科大学院の入試情報は?難易度や学費・過去問についても解説

弁護士や裁判官、検察官になる夢を持ち、法科大学院への進学を考えている場合、自分に合った法科大学院はどこなのか、どの法科大学院に進学すべきなのか、迷ってしまう方も多いでしょう。
出身大学の系列校に進学すべきなのか、国立と私立どちらの方がいいのかなど、迷ってしまうポイントはたくさんありますが、そもそも何を決め手に進学する学校を決めればいいのかわからない方も多いでしょう。
それぞれの法科大学院の特徴についてあらかじめ知っておけば、それを比較しながら自分にあった法科大学院を選ぶことができるようになります。
このコラムでは、司法試験合格率で毎年優秀な実績を残している慶應義塾大学法科大学院(慶應ロー)について、入試情報や試験の難易度、司法試験の合格率などについて、網羅的に解説していきます。
志願理由書(ステートメント)についてや、過去問のリンクも掲載しておきますので、ぜひ参考にしてください。
【目次】
1.慶應義塾大学法科大学院(ロースクール)の基本情報
1-1.所在地
1-2.学費|入学金および授業料
1-3.教育理念
1-4.過去5年の司法試験合格者数・合格率の推移
2.慶應義塾大学法科大学院(ロースクール)の入試情報・難易度
2-1.一般選抜、特別選抜(開放型)および未修者コース
2-1-1.入試日程
2-1-2.募集人員
2-1-3.入試科目および配点比率
2-2.特別選抜(5年一貫型)
2-2-1.入試日程
2-2-2.募集人員
2-2-3.入試科目および配点比率
2-3.合格率
2-4.合格者の出身大学や社会人の割合
3.特に評価される人材
3-1.志願報告書|ステートメント
3-2.評価される外国語試験のスコア
4.慶應義塾大学法科大学院(ロースクール)の過去問
5.まとめ
1.慶應義塾大学法科大学院(ロースクール)の基本情報
まずは、慶應義塾大学法科大学院(正式名称は慶應義塾大学大学院法務研究科法曹養成専攻)の基本情報を確認していきます。
1-1.所在地
所在地 |
〒108-8345 東京都港区三田 2-15-45 慶應義塾大学 三田キャンパス |
アクセス |
田町駅(JR山手線/JR京浜東北線)徒歩8分 三田駅(都営地下鉄浅草線/都営地下鉄三田線)徒歩7分 赤羽橋駅(都営地下鉄大江戸線)徒歩8分 |
1-2.学費|入学金および授業料
2024年度の入学金および授業料 | |
入学金 | 100,000円 |
在籍料 | 310,000円 |
授業料 | 1,140,000円 |
施設設備費 | 200,000円 |
その他の費用 | 12,240円 |
初年度納付金合計 | 1,762,240円 |
在学生納付金合計 | 1,662,140円 |
参照:2024年度 専門職大学院法務研究科 (2019年度以降入学者)
※関連記事
→学費が安い法科大学院は?各法科大学院の費用総まとめ
→【2023年度版】学費免除や奨学金など、法科大学院(ロースクール)の経済的支援総まとめ
1-3.教育理念
慶應義塾大学法科大学院は、3つの教育理念に基づいて法曹を育成しています。
慶應義塾大学法科大学院の3つの教育理念 |
◉新時代の法曹にふさわしい「国際性」を養う ◉「学際性」という視座を育む ※学際性とは…ある一つの対象や目的について複数の学問分野から研究や分析を行うこと ◉多彩な選択科目群で「先端性」を鍛える |
詳細は、慶應義塾大学大学院 法務研究科 概要:教育理念にてご確認ください。
1-4.過去5年の司法試験合格者数・合格率の推移
2023年(令和5年)の慶應義塾大学法科大学院修了生の司法試験最終合格者数は186名となっており、私立大学では第1位、国公立含めた全国ランキングでは第2位となっています。
また、最終合格率は60%となっており、私立大学では第1位、全国ランキングでは第3位となっています。
※法科大学院のランキングについては、こちらの記事も合わせてご覧ください。
→【2024年度版】おすすめの法科大学院ランキング!合格率や難易度・穴場の法科大学院も解説
【慶應義塾大学法科大学院における過去5年間の司法試験合格率の推移】
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和5年 | 310人 | 186人 | 60.00% |
令和4年 | 181人 | 104人 | 57.50% |
令和3年 | 227人 | 125人 | 55.10% |
令和2年 | 251人 | 125人 | 49.80% |
令和元年 | 300人 | 152人 | 50.70% |
2.慶應義塾大学法科大学院(ロースクール)の入試情報・特徴
慶應義塾大学法科大学院では、法学既修者コース特別選抜(開放型)の受験資格が、大学早期卒業かつ法曹コース修了となっており、大学学部 4 年次に在籍する者は出願資格がないことが特徴です。
ここでは、慶應義塾大学法科大学院の入試情報についてご紹介していきます。
2-1.法学既修者コース特別選抜(5年一貫型)
法学既修者コースの中でも、特別選抜(5年一貫型)に関する入試情報は、以下の通りです。
同コースには筆記試験はなく、提出書類による選考のみとなっています。
参照:慶應義塾大学 2023 年度実施 大学院法務研究科法曹養成専攻(法科大学院) 法学既修者コース特別選抜 (5 年一貫型)(地方枠含む) 入学試験要項
2-1-1.入試日程
出願登録 (インターネット) | 2024年6月10日(月) 10:00 ~6月17日(月) 23:59 |
出願書類の郵送 | 2024年6月10日(木) ~6月17日(金) (締切日消印有効) |
合格発表日 | 2024年7月2日(火) 10:00 |
2-1-2.募集人員
法学既修者コース 特別選抜(5年一貫型) | 約45名 ※地方枠4名を含む |
※併願について
・法学既修者コースの特別選抜(5年一貫型)(地方枠を含む)への出願資格を有していれば、法学既修者コース特別選抜(開放型)および一般選抜(6科目) ならびに法学未修者コースの入試と併願することができます。
なお、併願しても合否判定上の取扱いに、有利にも不利にも影響しません。
2-1-3.入試科目および配点比率
法学既修者 コース 特別選抜 (5年一貫型) | 入試科目 | 配点比率 |
出願時の 提出書類 | 提出書類 ・法律専門科目の成績、担当者所見 (80%) ・ステートメント、学部成績など (20%) |
2-2.法学既修者コース特別選抜(開放型)・一般選抜および未修者コース
◉法学既修者コース 特別選抜(開放型)
◉法学既修者コース 一般選抜(6科目)
◉法学未修者コース
上記3つのコースの入試情報は、以下の通りです。
参照:慶應義塾大学 2023 年度実施 大学院法務研究科法曹養成専攻(法科大学院) 法学未修者コース 法学既修者コース 一般選抜(6 科目) 法学既修者コース 特別選抜(開放型) 入学試験要項
2-2-1.入試日程
筆記試験日 | 法学既修者コース ・特別選抜(開放型) ・一般選抜(6科目) 2024年8月31日(土) |
法学未修者コース 2024年9月1日(日) | |
合格発表日 | 2024年9月10日(火) |
2-2-2.募集人員
法学既修者コース | 特別選抜(開放型) | 約45名 |
一般選抜(6科目) | 約80名 | |
法学未修者コース | 約50名 |
※併願について
・法学既修者コースの特別選抜(5年一貫型)(地方枠を含む)への出願資格を有していれば、法学既修者コース一般選抜(6科目) および特別選抜(開放型)ならびに法学未修者コースの入試と併願することができます。
・法学既修者コースの特別選抜(開放型)への出願資格を有していれば、法学既修者コースの一般選抜(6 科目)および法学未修者コースの入試と併願することができます。
・法学既修者コースの一般選抜(6 科目)、法学未修者コースの各入試には、大学の出身学部を問わずに出願することができ、両入試を併願することもできます。
なお、併願しても合否判定上の取扱いに、有利にも不利にも影響しません。
2-2-3.入試科目および配点比率
入試科目 | 配点比率 | |
法学既修者コース 特別選抜(開放型) | ◉論述式試験 (憲法、民法、刑法) ◉出願時の提出書類 (ステートメント、学部成績等) ※論述式試験は一般選抜(6科目) と同一の問題 ※論述式試験において、その成績が 法学既修者として要求される最低限 の水準に達しない科目が1科目でも ある場合は不合格となる。 | ・論述式試験 (80%) ・提出書類 (20%) |
法学既修者コース 一般選抜(6科目) | ◉論述式試験 (憲法、民法、刑法、商法、 民事訴訟法、刑事訴訟法) ◉出願時の提出書類 (ステートメント、学部成績等) ※論述式試験において、その成績が 法学既修者として要求される最低限 の水準に達しない科目が1科目でも ある場合は不合格となる。 | ・論述式試験 (80%) ・提出書類 (20%) |
法学未修者コース | ◉小論文試験 ◉出願時の提出書類 (ステートメント、学部成績等) | ・小論文試験 (60%) ・提出書類 (40%) |
2-3.倍率と難易度
過去3年間の入試結果(合格者数・倍率)をまとめました。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 | ||
2024年度 | 既修者コース | 特別選抜 (5年一貫型) | 48人 | 45人 | 1.07倍 |
特別選抜 (開放型) | 45人 | 22人 | 2.05倍 | ||
一般選抜 | 720人 | 222人 | 3.24倍 | ||
未修者コース | 213人 | 59人 | 3.61倍 | ||
2023年度 | 既修者コース | 特別選抜 (5年一貫型) | 40人 | 38人 | 1.05倍 |
特別選抜 (開放型) | 65人 | 30人 | 2.17倍 | ||
一般選抜 | 804人 | 243人 | 3.31倍 | ||
未修者コース | 222人 | 65人 | 3.42倍 | ||
2022年度 | 既修者コース | 特別選抜 (5年一貫型) | 45人 | 42人 | 1.07倍 |
特別選抜 (開放型) | 62人 | 19人 | 3.26倍 | ||
一般選抜 | 743人 | 241人 | 3.08倍 | ||
未修者コース | 215人 | 80人 | 2.69倍 |
参照:入学試験結果について
既修者コース特別選抜(5年一貫型)は書類選考のみの入試となっていることもあり、倍率は1倍強となっています。既修者コース特別選抜(開放型)も倍率は下降傾向にあります。
逆に、未修者コースの倍率は年々上昇してきています。
大学在学中から司法試験受験を見据えしっかりと法律知識を学んでおくことが、法科大学院入試に合格するためにも必要なことであり、学びが不足気味な受験生にとっては難易度の高い試験となりつつあると言えるでしょう。
2-4.合格者の出身大学や社会人の割合
年度 | 入学者数 | 非法学部 | 社会人 | ||
2024年度 | 既修者コース | 特別選抜 (5年一貫型) | 40人 | 0人 | 0人 |
特別選抜 (開放型) | 4人 | 0人 | 0人 | ||
一般選抜 | 126人 | 11人 | 14人 | ||
未修者コース | 30人 | 11人 | 10人 | ||
2023年度 | 既修者コース | 特別選抜 (5年一貫型) | 31人 | 0人 | 0人 |
特別選抜 (開放型) | 11人 | 0人 | 0人 | ||
一般選抜 | 116人 | 10人 | 9人 | ||
未修者コース | 30人 | 12人 | 9人 | ||
2022年度 | 既修者コース | 特別選抜 (5年一貫型) | 38人 | 0人 | 0人 |
特別選抜 (開放型) | 9人 | 0人 | 0人 | ||
一般選抜 | 84人 | 4人 | 5人 | ||
未修者コース | 32人 | 18人 | 13人 |
年度 | 合格者の出身大学 (合格者数上位順) | ||
2024年度 | 既修者コース | 特別選抜 (5年一貫型) | 慶應義塾大学 明治大学 明治学院大学 立教大学 信州大学 |
特別選抜 (開放型) | 中央大学 上智大学 早稲田大学 | ||
中央大学 慶應義塾大学 早稲田大学 東京大学 京都大学 他 | |||
未修者コース | 一般選抜 | 慶應義塾大学 中央大学 早稲田大学 東京大学 明治大学 他 | |
2023年度 | 既修者コース | 特別選抜 (5年一貫型) | 慶應義塾大学 明治学院大学 明治大学 信州大学 立教大学 |
特別選抜 (開放型) | 中央大学 慶應義塾大学 同志社大学 法政大学 | ||
一般選抜 | 中央大学 慶應義塾大学 東京大学 早稲田大学 京都大学 他 | ||
未修者コース | 慶應義塾大学 中央大学 早稲田大学 東京大学 明治大学 他 | ||
2022年度 | 既修者コース | 特別選抜 (5年一貫型) | 慶應義塾大学 明治学院大学 明治大学 |
特別選抜 (開放型) | 中央大学 早稲田大学 慶應義塾大学 九州大学 千葉大学 法政大学 | ||
一般選抜 | 中央大学 慶應義塾大学 東京大学 早稲田大学 京都大学 他 | ||
未修者コース | 慶應義塾大学 早稲田大学 東京大学 法政大学 京都大学 他 |
3.特に評価される人材
慶應義塾大学法科大学院では、特に評価される人材として【志願報告書の評価】および【外国語試験のスコア】を挙げています。
3-1.志願報告書|ステートメント
志願報告書とは、法科大学院受験における履歴書のことで、慶應義塾大学法科大学院を志望する理由や自己PRを記す書面です。この書面は、一般的にステートメント(略称:ステメン)とも呼ばれています。
慶應義塾大学法科大学院では、筆記試験とは別に、志願報告書も評価の対象となります。
◉志願者が優れた法曹として社会で活躍するための十分な資質、 潜在能力、意欲を備えているか否かを総合的に判断するための 資料です。特に,大学等においてどのような問題意識に基づいて 学習・研究を行ってきたか,さらに社会人としての経験を有する 者についてはどのような経験をし,何を身につけ,それを通して 法曹への意欲をどのように育んできたかを重視して判断するため に用います。 ◉多様なバックグラウンドを持った法曹の養成を促進するという 見地から特色ある人材を特に評価します。 (a)優れた外国語能力を有し、将来、グローバルに活躍する法曹を目 指している者 (b)理科系の学部・大学院を卒業・修了し(見込者も含む。)、将来、 その知識を活かして、学際的・先端的な 法分野で活躍する法曹を目指している者 (c)成績優秀者として学部を早期卒業する見込みまたは「飛び級」の 見込みであって、当該学部において、特定の外国語や国際的な教養、 人文科学・社会科学の特定の分野について、インテンシブな教育を 受け,特筆すべき素養を有する者 (d)特定の分野で豊富な社会人経験を有し、将来、その経験を活かして、 特定の法律分野に秀でたスペシャリストとしての法曹を目指す者 |
引用:入学試験要項
志願理由書を書く際は、①なぜ慶應義塾大学法科大学院で学ぶ必要があるのか、②自分は慶應義塾大学法科大学院が求めている人材にふさわしいこと、の2点を具体的にアピールするようにして下さい
あらかじめカリキュラムや担当教員などを調べておくことで、より評価の高い志願理由書を書けるようになるでしょう。
3-2.評価される外国語試験のスコア
慶應義塾大学法科大学院では、外国語試験のスコアの提出は必須ではありませんが、上記3-1志願報告書における特色ある人材の中の【優れた外国語能力を有し、将来グローバルに活躍する法曹を目指している者 】としての評価を希望する志願者については、下記に示す「特に評価される外国語試験のスコア」の提出が必須とされています。
ただし、「特に評価する外国語試験のスコア」としては認められないもの(スコア取得日、点数等が条件を満たしていないも の)については、「その他資料」として任意で提出することは可能となっています。
「特に評価する外国語試験のスコア」として提出するものは1 種類に限ります。
下記一覧表のスコアを複数有する場合には、1 種類を選択してください。なお、選択しなかったスコアを「⑧その他資料」として提出することは可能です。
英語については、2022 年 9 月 1 日以降に受験した試験のスコアを有効とします。
英語以外の言語については、2021年 9 月 1 日以降に受験した試験のスコアを有効とします。
【特に評価する外国語試験のスコア一覧表】
言語 | 試験の種類 | 点数・級 |
英語 | TOEFL(iBT) | 100 以上 |
TOEIC Listening & Reading | 900 以上 | |
ドイツ語 | ゲーテドイツ語検定 試験(ゲーテ・イン スティトゥート) | C1 以上 |
ドイツ語技能検定 試験(公益財団法人 ドイツ語学文学 振興会) | 1 級 | |
TestDaF(テスト ダフ・インスティ トゥート) | 全項目で TDN4 | |
フランス語 | DELF/DALF(日本 フランス語試験管理 センター) | DALF C1 以上 |
実用フランス語技能 検定試験(公益財団 法人フランス語教育 振興協会) | 1 級 | |
TCF(フランス国民 教育省認定フランス 語能力テスト) (日本フランス語 試験管理センター) | レベル 5 以上 | |
中国語 | 中国漢語水平考試 (HSK)(中国国家 HSK 委員会) | 6 級 |
中国語検定試験 (日本中国語検定 協会) | 1 級 | |
中国語コミュニケー ション能力検定(TE CC) (中国語コミュ ニケーション協会) | 900 以上 | |
スペイン語 | DELE(セルバンテス 文化センター) | C1 以上 |
スペイン語技能 検定(公益財団法人 日本スペイン協会) | 1 級 | |
ロシア語 | ロシア語検定試験 (ロシア語検定試験 実行委員会) | 第2 レベル 以上 |
ロシア語能力検定 試験(ロシア語能力 検定委員会) | 1 級 | |
韓国語・ 朝鮮語 | 韓国語能力試験 (公益財団法人韓国 教育財団) | 6級 |
「ハングル」能力 検定試験(特定非営 利活動法人ハングル 能力検定協会) | 1 級 | |
イタリア語 | 実用イタリア語検定 (イタリア語検定 協会) | 1 級 |
4.慶應義塾大学法科大学院(ロースクール)の過去問
2024年度入試問題・出題趣旨(PDF)
未修者コース | 小論文問題 | 小論文出題趣旨 | |
既修者コース | 憲法・民法・刑法問題 | 商法・民訴・刑訴問題 | 法律科目出題趣旨 |
2023年度入試問題・出題趣旨(PDF)
未修者コース | 小論文問題 | 小論文出題趣旨 | |
既修者コース | 憲法・民法・刑法問題 | 商法・民訴・刑訴問題 | 法律科目出題趣旨 |
2022年度入試問題・出題趣旨(PDF)
未修者コース | 小論文問題 | 小論文出題趣旨 | |
既修者コース | 憲法・民法・刑法問題 | 商法・民訴・刑訴問題 | 法律科目出題趣旨 |
5.まとめ
慶應義塾大学法科大学院は、2023年(令和5年)の司法試験合格者数186名、合格率60%となり、私立大学においては合格率・合格者数ともに第1位、国公立含めた全国では合格者数第2位、合格率第3位の成績を誇る人気のロースクールです。
「法律に関する高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識および卓越した能力を培うことを目的」とするカリキュラムによって、「国際性」「学際性」「先端性」を鍛えることができる慶應義塾大学法科大学院で学ぶことにより、司法試験合格後もすぐに実務で活躍できる基盤を築くことができるのではないでしょうか。
※関連記事
→【2023年最新版】法科大学院(ロースクール)入試の難易度を徹底分析!
→京都大学法科大学院の入試情報は?難易度や出身大学・過去問についても解説
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著者:伊藤塾 司法試験科
伊藤塾司法試験科は1995年の開塾以来、多数の法律家を輩出し、現在も業界トップの司法試験合格率を出し続けています。当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、司法試験や法曹に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。

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