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【最新版】2024年度司法試験の結果は?合格率や合格者数・大学別ランキングも紹介

2025年03月04日

 
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2024年11月6日、令和6年度の司法試験の合格発表が行われました。

本記事では、令和6(2024)年度に行われた司法試験の合格者数や合格率、法科大学院の合格者数および合格率ランキングについて解説していきます

【目次】
1.令和6(2024)年司法試験の結果
 1-1.合格者数および合格率
 1-2.最高点・最低点・平均点
 1-3.最年少合格者は17歳・最高齢合格者は70歳
2.司法試験合格者数および合格率の推移
3.予備試験ルートと法科大学院ルートの合格率を比較
4.法科大学院別合格者数および合格率ランキング
 4-1.法科大学院別合格者数ランキング
 4-2.法科大学院別合格率ランキング
5.まとめ

 

1.令和6(2024)年司法試験の結果

令和6(2024)年の司法試験の結果は、次の通りです。 

1-1.合格者数および合格率

合格者数および合格率
 令和6年令和5年増減
出願者数4,028人4,165人−137人
受験予定者数4,026人4,165人−139人
受験者数3,779人3,928人−149人
短答式試験の合格に
必要な成績を得た者の数
2,958人3,149人−191人
合格者数1,592人1,781人−189人
合格率42.13%45.34%−3.22p

※参照:令和6年司法試験の採点結果|法務省

※合格者:論文式試験の各科目において、素点の25%点(公法系科目・刑事系科目は50点、民事系科目は75点、選択科目は25点)以上の成績を得た者のうち、短答式試験の得点と論文式試験の得点による総合評価の総合点770点以上の者(令和6年11月5日司法試験委員会決定)

法科大学院在学中受験が開始され2年目となる令和6年度は、受験者数が149人減少し、合格者数は1,592人で、前年よりも137人減少し、合格率は42.12%と、前年よりも3.22ポイント減少しました。しかし、合格者数は目安とされている1,500人を超え、合格率も40%を超え、ほぼ例年と同水準の結果といえます。

 

1-2.最高点・最低点・平均点

最高点・最低点・平均点に関しては、前年度の数字と比べてもわかる通り、例年通りの結果となりました。

総合点
 令和6年令和5年
最高点1205.10点1220.80点
最低点391.86点440.56点
平均点796.12点813.28点

参照:令和6年司法試験の採点結果|法務省
   令和5年司法試験の採点結果|法務省

論文式試験の得点の状況についても、最高点・最低点・平均点ともに前年度を下回りました。

論文式試験の得点
 令和6年令和5年
最高点598.34点611.31点
最低点168.49点189.46点
平均点385.63点
(375.55点)
392.01点
(379.93点)

※()内の点数は、最低ライン点未満の者を含んだ点数
参照:令和6年司法試験の採点結果|法務省
   令和5年司法試験の採点結果|法務省

1-3.最年少合格者は17歳・最高齢合格者は70歳

令和6年度司法試験合格者の年齢別、男女別の構成は上記のとおりです。

 令和6年度令和5年度
平均年齢26.9歳26.6歳
最高年齢70歳66歳
最低年齢17歳19歳
男性1,111人(69.79%)1,257人(70.58%)
女性481人(30.21%)524人(29.42%)

参照:令和6年司法試験の採点結果|法務省
   令和5年司法試験の採点結果|法務省

今年度は、女性の合格者の割合が30.21%となり、現行の司法試験が開始して以来初めて3割を超えることとなりました。

さらに、特筆すべきトピックとしては、現行の司法試験制度での最年少となる17歳での合格者が誕生したことが挙げられます。また、今回の最高年齢は70歳となり、平成29年度の71歳に次ぐ高い年齢となりました。

実は、この17歳での最年少合格者と70歳での最高齢合格者は、ともに伊藤塾の司法試験入門講座の受講生です。

お二人の喜びの声をご紹介します。

【最年少合格者】高校2年 Y.L さん
伊藤塾のフォロー制度は、僕がどのように法律を学んできたかを語るうえで欠かせないポイントです。学習開始から司法試験受験まで、たくさんの質問をしました。難解な議論に溢れる法学において、たった一人で勉強を進めるのは困難を伴います。その点、伊藤塾のフォロー制度では経験豊富な回答者がハイレベルな議論も含め丁寧に回答してくれるので、疑問がすっと消えていきました。質問制度なしでは合格は困難だったのではないか、とさえ思います。

 

【最高齢合格者】会社員 Y.I さん
勉強の素材は、伊藤塾の講座、答練、模試がほとんどすべてでした。伊藤塾には感謝しきれないくらいお世話になりました。ほんとうにありがとうございました。


伊藤塾は、司法試験の合格に年齢は関係がないと考えています。伊藤塾のカリキュラムに沿ってしっかりと学習を進めていただければ、年齢や環境に関係なく合格を手にすることができるということをお二人が証明してくれました。

「年だから」とか「仕事や勉強が忙しいから」といった理由で夢をあきらめる前に、ぜひ一度、伊藤塾へご相談ください。→お問い合わせ・ご相談・カウンセリングはこちら

 

2.司法試験合格者数および合格率の推移

過去10年の司法試験における合格者数および合格率の推移は、次の通りです。

司法試験合格者数の推移
令和6年1,592人
令和5年1,781人
令和4年1,403人
令和3年1,421人
令和2年1,450人
令和元年1,502人
平成30年1,525人
平成29年1,543人
平成28年1,583人
平成27年1,850人

参照:令和6年司法試験の採点結果|法務省

令和5年度は、法科大学院在学中受験の初年度ということで、①在学中受験の制度がなかった法科大学院修了生と、②在学中受験をする法科大学院3年生の、実質2学年分が司法試験を受験したため、合格者数が一時的に急増しました。

令和6年度は、令和5年度の在学中合格者の分が修了生の受験者数から減ったため、受験者数の規模としては、従来の水準に戻った形となりました。

司法試験合格率の推移
令和6年42.13%
令和5年45.34%
令和4年45.52%
令和3年41.50%
令和2年39.16%
令和元年33.63%
平成30年29.11%
平成29年25.86%
平成28年22.95%
平成27年23.08%

参照:令和6年司法試験の採点結果|法務省

一方、合格率の推移をみると、令和6年度の合格率は、令和5年度、令和4年度の45%台の合格率を下回ったものの40%台を堅持し、令和3年以降、4年連続で合格率が40%を超える結果となりました。

 

3.予備試験ルートと法科大学院ルートの合格率を比較

次に、ルート別の合格率を比較してみましょう。

受験ルートには、予備試験の合格者が進む予備試験ルートと法科大学院ルートがありますが、令和5年度からは、法科大学院在学中での受験が可能となったため、法科大学院ルートの中でもさらに、修了者と在学中受験者に分かれるようになりました。

例年通り、もっとも合格率が高いのは予備試験合格者の92.84%で、次いで法科大学院在学中受験者の55.19%という結果となりました。(合格者数の増減を見ても、予備試験合格者は令和5年度の327人→441人に、法科大学院在学中受験者は637人→680人と増加しています。)

一方で、法科大学院修了生の合格率は22.73%となり、令和5年度の法科大学院修了者合格率32.61%から大きく低下する結果となりました。

 令和6年
受験者数
令和5年
受験者数
令和6年
合格者数
令和5年
合格者数
令和6年
合格率
令和5年
合格率
司法試験
全体
3,779人3,928人1,592人1,781人42.13%45.34%
法科大学院
合計
3,304人3,575人1,151人1,454人34.84%40.67%
法科大学院
修了者
2,072人2,505人471人817人22.73%32.61%
法科大学院
在学中
1,232人1,070人680人637人55.19%59.53%
予備試験
合格者
475人353人441人327人92.84%92.63%

参照:令和6年司法試験の採点結果|法務省
   令和5年司法試験の採点結果|法務省

また、令和6年司法試験受験状況(予備試験合格者)によると、予備試験合格資格に基づく司法試験合格者441人のうち、153人が法科大学院在学中の受験者となっています。

この153人は法科大学院在学中受験資格に基づく受験ではないことから、法科大学院の最終学年よりも1年早く、法科大学院入学1年目のタイミングで司法試験を受験し合格したということになります。

このことから、司法試験に合格するための重要なポイントとして以下の点が挙げられます。

◉司法試験に合格するためには、予備試験合格または法科大学院在学中受験で挑むことが大切であり、法科大学院に入学してから司法試験の学習を始めるのでは遅い◉大学在学中にできるだけ早いタイミングで「司法試験に合格できるメソッド」での学習を始めることが重要 ◉たとえ、大学在学中に予備試験に合格できなかったとしても、大学時代から予備試験の学習を続けてきた学生は、法科大学院での在学中受験資格によって、司法試験に合格できる可能性が高い


つまり、司法試験の合否を左右するのは、大学在学中にどこまで司法試験に向けて準備を進めてきたのかという点にあるといってよいでしょう。

 

4.法科大学院別合格者数および合格率ランキング

次に、法科大学院別で見た合格者数および合格率ランキングを見ていきましょう。

なお、現在募集停止となっている法科大学院は除いて掲載しています。

4-1.法科大学院別合格者数ランキング

令和5年は法科大学院在学中受験が可能となったことで、法科大学院ルートでの合格者が飛躍的に増えましたが、その反動で令和6年度は昨年度と比べ、法科大学院ルートによる合格者数、合格率ともに大きく低下しました。

令和5年度、合格者数ランキング2位の慶應義塾大学法科大学院が、合格者数を昨年度の186人→146人に減らしたものの3年ぶりにトップに返り咲き、昨年度1位の京都大学法科大学院は、昨年度の188人→107人と合格者数を大きく減らし、4位となりました。

また、昨年度4位の早稲田大学法科大学院が2位に浮上し、東京大学法科大学院が2位→3位に落ちるなど私立大学が躍進しました。

法科大学院別 合格者数ランキング
令和6年度
合格者数・順位
令和5年度
合格者数・順位
1慶應義塾大法科大学院146人2186人
2早稲田大法科大学院139人4174人
3東京大法科大学院121人2186人
4京都大法科大学院107人1188人
5中央大法科大学院83人690人
6大阪大法科大学院72人778人
7一橋大法科大学院60人5121人
8神戸大法科大学院51人871人
9同志社大法科大学院41人1029人
10九州大法科大学院37人1422人
11名古屋大法科大学院32人942人
12立命館大法科大学院29人1520人
13明治大法科大学院25人1029人
14東北大法科大学院21人1325人
15日本大法科大学院19人1912人
16北海道大法科大学院17人1228人
17関西大法科大学院15人267人
18筑波大法科大学院14人1617人
19上智大法科大学院12人2211人
20千葉大法科大学院11人1813人
21東京都立大法科大学院10人2211人
21関西学院大法科大学院10人285人
23専修大法科大学院9人2410人
23大阪公立大法科大学院9人276人
23広島大法科大学院9人285人
26法政大法科大学院7人1715人
27創価大法科大学院6人1912人
28岡山大法科大学院5人1912人
28南山大法科大学院5人303人
28琉球大法科大学院5人303人
28愛知大法科大学院5人332人
32学習院大法科大学院4人258人
32金沢大法科大学院4人303人
32福岡大法科大学院4人332人

参照:令和6年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
   令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省

4-2.法科大学院別合格率ランキング

合格率については、令和5年度より令和6年度は合格者数、合格率ともに、慶應義塾大学法科大学院が1位となりました。

昨年度、合格率トップの京都大学法科大学院、2位の一橋大学法科大学院、4位の東京大学法科大学院は、それぞれ3位、4位、5位と順位を落としました。

なお、合格者が10人未満であるため合格率ランキングの比較対象としては不十分な法科大学院には※印をつけています。今回、合格率55.56%で2位にランクインした愛知大学法科大学院は、受験者数9人に対し5人の合格者を出しました。昨年度も合格率で12位にランクインするなど、小人数ながらも堅実に合格者を輩出している法科大学院ですが、令和4年度の留年率(令和5年度法科大学院関係状況調査)は各学年ごとに40%を超えていることには注意を払う必要があります。

法科大学院別 合格率ランキング
令和6年度
合格率・順位
令和5年度
合格率・順位
1慶應義塾大法科大学院59.35%360.00%
2※愛知大法科大学院55.56%1233.33%
3京都大法科大学院49.31%168.36%
4一橋大法科大学院48.78%267.22%
5東京大法科大学院47.45%459.05%
6中央大法科大学院45.86%939.30%
7早稲田大法科大学院42.12%744.73%
8大阪大法科大学院40.68%842.86%
9神戸大法科大学院37.50%548.63%
10同志社大法科大学院36.94%1233.33%
11九州大法科大学院34.58%2123.40%
12名古屋大法科大学院31.07%647.19%
13※南山大法科大学院27.78%3115.79%
14※専修大法科大学院27.27%1828.57%
14上智大法科大学院27.27%2322.91%
16※広島大法科大学院26.47%2422.73%
17北海道大法科大学院26.15%1037.84%
18※金沢大法科大学院25.00%2223.08%
18※大阪公立大法科大学院25.00%2619.35%
20関西学院大法科大学院24.39%3016.13%
21筑波大法科大学院23.33%1233.33%
22東北大法科大学院22.11%1730.49%
23立命館大法科大学院21.97%2818.18%
24明治大法科大学院21.74%1927.36%
25関西大法科大学院21.43%3612.73%
26千葉大法科大学院21.15%2520.63%
27※岡山大法科大学院20.00%1136.36%
28日本大法科大学院19.00%3513.95%
29※創価大法科大学院17.65%1632.43%
30※福岡大法科大学院17.39%379.52%
31※琉球大法科大学院17.24%388.82%
32※法政大法科大学院12.07%2025.00 %
33※学習院大法科大学院11.11%2718.60%
34東京都立大法科大学院10.87%3314.67%

※印は合格者数10人未満の法科大学院

参照:令和6年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
   令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省

5.まとめ

令和6(2024)年度の司法試験の結果は、合格者数1,592人、合格率が42.13%という結果となりました。

受験資格別の合格率では、従来どおり予備試験合格者が92.84%と高い合格率を維持しており、次いで法科大学院在学中受験者の55.19%となりました。

一方で、法科大学院修了者の合格率は、昨年度の32.61%からさらに下がり、22.73%と低迷。法科大学院在学中受験者との合格率の差は大きく広がりました。

この結果から、司法試験に合格するには法科大学院に入学してからじっくり学べば良いというものではなく、実は入学前にこそ司法試験合格を左右する要素があることがわかります。

ただし、やみくもに勉強すればよいわけではなく、法科大学院入学前つまり大学生のうちに「司法試験に合格できるメソッド」で学ぶことが非常に大切だといえるのです。

2024年度の司法試験では、
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(※講座内訳:入門講座698名、講座・答練337名、模試401名)

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2024年 予備試験合格者 449人中 405名(90.2%)※2
伊藤塾有料講座の受講生でした。
※1(講座内訳:入門講座698名、講座・答練337名、模試401名)
※2(講座内訳:入門講座231名、講座・答練126名、模試48名)

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伊藤塾司法試験科

著者:伊藤塾 司法試験科

伊藤塾司法試験科は1995年の開塾以来、多数の法律家を輩出し、現在も業界トップの司法試験合格率を出し続けています。当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、司法試験や法曹に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。

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