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配信期限:2021/5/31
講座内容
POINT1 学んだ知識を答案に活かせる論証の形で再整理 法律基本科目の問題は、問題提起から結論まですべてを論述するものでしたが、法律実務基礎科目は、このような純粋な論述問題ではありません。法律実務基礎科目では、訴訟手続の各段階において登場する書面の内容を念頭において、その記載そのものや、記載の理由を述べるなどの形で、具体的な事案の処理に必要な実力が試されます。そのため、解答方法も、書類を作成する形式に近いものとなります。
本講座では、基礎的な知識、および実体法の理解を前提に、事例と論述例を題材として、具体的な事案の分析の観点・手順と論述の仕方について講義を行い、法律実務基礎科目独特の、実践的な解答力の養成を行います。
POINT2 答案作成の基本をマスター
法律実務基礎科目は、法律基本科目とまったく別個の科目ではなく、法律基本科目の基礎力・論述力を前提とする科目です。そのため、対策としては、何よりもまず法律基本科目の力を徹底的に身につけることが重要です。新たな科目であるからといって、法律基本科目の学習に影響するほどの時間を割くべきではありません。法律実務基礎科目独特の対策は、実務知識の取得や、解答方法を身につけることで対応できるので、これらを効率的に行い、可及的に法律基本科目の学習時間を確保することが重要です。
本講座では、出題が予想される重要分野を中心に、メリハリのある効率的な講義を行います。具体的には、民事系については要件事実の主張整理等についての論述、刑事系については間接事実と経験則による事実認定の論述を中心に講義を展開します。さらに、テキストの巻末には、あらかじめ準備しておくとよい論証・論述例を添付し、受験生の負担を軽減します。
【時間】 全20時間 民事10時間、刑事10時間
【使用教材】 伊藤塾オリジナル教材 ※受講料に含まれます
*教材発送あり *テキストデータ掲載あり