【司法書士試験の合格体験記】特集!諦めなければ誰でも合格できる

司法書士試験に合格することは決して簡単ではありません。
しかしそれでも、年齢や職業、家庭環境などにかかわらず、様々な人が合格を勝ち取っています。
70歳という年齢に負けず合格した方、フルタイム勤務の社会人として働きながら合格した方、家庭を最優先にしつつ合格した方など、様々な合格者の体験談をご紹介します。
また、短期合格者の勉強法も取り上げました。
上位1%でぶっちぎり合格した社会人や、最短合格した元ゲーマーの攻略法など、参考になるポイントが満載です。
同じように悩んでいる受験生の方々にとって、きっと大きな励みになるはずです。ぜひ本記事を読んで、司法書士への一歩を踏み出すきっかけにしてください。
【目次】
1.私でも合格できる?様々な状況からの司法書士合格体験記
「70歳、伊藤塾生1年目で司法書士合格!衰える記憶力も克服できる!」
司法書士を目指した理由
当初の司法書士試験の勉強スタイル
伊藤塾の講座の印象
合格した年は最後の受験と決めていた
合格した年と不合格だった年の違い
記憶法で工夫したこと
年齢の波に打ち勝てた理由
受験生へのメッセージ
「フルタイム社会人で働きながら合格!大学中退の劣等感を克服して後悔をリセット」
合格を掴んだ学習法
学習継続のコツ
司法書士を目指して良かったこと
「田舎暮らしの3児の母!家庭を優先させながら司法書士試験に合格」
勉強時間のメインは平日の午前中
耳を最大限に活用して記述式を攻略
司法書士を目指して良かったこと
2.社会人が短期合格する秘訣とは?合格体験記から見る司法書士試験の勉強法
「ぶっちぎりの上位1%で合格!働きながら短期合格するために大事なこと」
司法書士試験の受験回数
働きながらの勉強には、コンパクトな講義が必要
12月までに全ての科目を終わらせたかった
テキストもコンパクトさを重視
スケジューリングでやるべきことを明確にする
受験生へのメッセージ
「合格に必要な勉強時間が3000時間なんて本当?1000時間で最短攻略をした生粋のゲーマー」
合格を掴んだ学習法
この講座で合格を掴んだ
司法書士を目指して良かったこと
3.「9回連続の不合格」から伊藤塾で再チャレンジ!2回目で合格できた理由とは?
Q.司法書士試験の受験回数を教えてください
Q.「9回」受験して合格できなかった理由は何だと思いますか?
Q.なぜ伊藤塾を選択されたのですか?
Q.伊藤塾の模試は、他の予備校とどこが違ったんでしょうか?
Q.伊藤塾ではどの講座を受講されていたのですか?
Q.合格した年に工夫した勉強法はありますか?
Q.最後に、受験生へのメッセージをお願いします!
4.まとめ
1.私でも合格できる?様々な状況からの司法書士合格体験記
司法書士試験の合格は簡単ではありません。しかし、様々な立場や状況の人が諦めずに努力し、見事合格を勝ち取っています。年齢、家庭環境、仕事との両立など、各々の境遇に立ち向かいながら合格した方々の体験談をご紹介します。
「70歳、伊藤塾生1年目で司法書士合格!衰える記憶力も克服できる!」
司法書士を目指した理由
私は、会社を定年退職後に行政書士試験に合格して、行政書士として開業していました。
しかしお客様からの相談を受けるうちに、自分の知識だけでは答えられない…必要な提案ができないと…いうケースが増えてきました。知識や実務経験が、圧倒的に不足していたんです。
このままでは自分の力不足でお客様に迷惑をかけてしまう…もっと法律を”広く”知りたい、”深く”知りたいという想いが強くなって、司法書士を目指すことにしました。
当初の司法書士試験の勉強スタイル
最初は、とにかくテキスト読んでまとめれば良いくらいにしか考えていませんでした。
あまり深く考えておらず、ダラダラと勉強していたって感じです(笑)。
模擬試験では得点が取れても、本番では点数が足りない状態が2年ほど続いていました。
もう諦めようかな…そう思っていた矢先、先に合格した友人が伊藤塾に通っていたというのを聞いたんです。私も行ってみたら合格できるかな…と感じたのが伊藤塾さんとの出会いでした。
伊藤塾の講座の印象
「あれ?自分が今までやってきた勉強法と違うぞ?」「できない問題ばかり目を向けていたのが間違っていたんだな」…これをまず感じました。
伊藤塾の講座は「とにかく基本重視」…これがどの場面でも徹底されていたんです。
答練も最初はやさしく感じたのですが、基本を抑えた解き方をしていかないと実力が伸びない問題ばかりが集められていました。
答練を進めるうちに、「できた(と思っていた)問題も、実は”知っていただけ”だった」
「だからすぐに忘れてしまって、解けなくなっていたんだ」ということに気づかせてくれたように思います。
「あ、分かってきたかも!ワタシ…」というのをドンドン感じるようになりました。
合格した年は最後の受験と決めていた
合格した年は、司法書士試験を受けるのはこれで最後にするって決めていました。
じつは前の年も家族に言っていたんですよね (笑)。これで終わりにするからって。
でも諦めきれずに、2020年にもう一度受けてしまってたんです。
だから「もうこれで本当に最後の最後だから協力して!」と家族に伝えていました。
合格した年と不合格だった年の違い
伊藤塾に入って、1問1問に対する向き合い方が変わりました。
山村先生に言われた言葉がすごく印象に残っていて…
「1年間どれだけ頑張ったかということを考えながら本試験を受けてください。そうすれば、その1問1問がものすごく大事なことが分かるから。とにかく一問にしがみついてください」
私、これまでの受験では、知らない問題や分からない問題はポイポイ捨ててしまっていたんですよね。あまり考えずにパーッと解いていくことも多くて。でも山村先生に言われて、それがダメだったんだって気づきました。
「あ、そうだそうだ。この問題で聞かれてる内容ならこの条文と関係があるはずだ。」
「てことはこの回答はおかしいぞ。知っている知識で解くんじゃなくて、ちゃんと考えて解こう。」というのができるようになったと思います。
伊藤塾で勉強していくうちに、「知っている・知らない」ではなくて「条文や考え方」に視点を向けることができるようになったから、1年で合格できたんだと思います。
記憶法で工夫したこと
私の年齢からすると、はっきり言って「記憶」っていうのは当てにならないんです。
だから、忘れるものだと自覚して、何度も何度もやって定着させていく。繰り返すうちに自分の中にストンと定着してくる、これが大切な気がします。
記憶しようとして焦る必要はないですね。ゴロで覚えたり、声に出してみたり、書いてみたりする、なんでも良いので工夫してみる。それを続けるとストンと落ちてきて引っ張り出せるようになる…そんな感じのものじゃないかなと思います。
結局、記憶力の低下なんて、工夫次第でカバーできるものなんですよね(笑)。
年齢の波に打ち勝てた理由
皆さん「年齢的に続けられる?」と心配されると思うんですけど、この年になったからこそ「知らないことを知る喜び」を感じられるんですよね。
「こんな 世界があったんだ」とか、いろんな楽しみ方があると思うんです。一つ先に進むと何かが広がる、もう一つ先に進むとまた違う世界があるという楽しみ方ができれば、年齢は関係ないと本当に思います。
自分は何をしたいのか、自分には何ができるのか、とにかく挑戦です!(笑)
受験生へのメッセージ
会社を定年退職して、再雇用延長もした後の人生ですが、本当に社会とつながっていくっていうのが大事だと思うんです。いつまでも健康でいるためにも…
健康で社会の役に立ちたいなら、資格へのチャレンジは最適な方法だと思います。
年齢を理由に諦めるのではなく、年齢が高いからこそ考えられることがたくさんあります。
若い方も年を重ねた方も、挑戦をすることで新しい世界が広がっていくという気がします。年齢のせいにしないで、是非チャレンジしてみてください。
「フルタイム社会人で働きながら合格!大学中退の劣等感を克服して後悔をリセット」
合格を掴んだ学習法
まず、私がどういう状況で勉強していたのかをお伝えしますね。
平日は8時30分〜17時30分まで仕事、土日祝は休みでした。残業はほぼなかったのでそこは大変助かりました。
平日に勉強する時間帯は色々試してみましたが、最終的には出勤前の朝6:00~8:00、会社の昼休みの12:00~13:00、仕事終わりの18:00~20:00、MAXで1日5時間ほどに落ち着きました。
昼休みはできるだけ勉強に時間をあてたいので、昼食はナシかカロリーメイトで簡単に済ませてずっと勉強をしていました。お腹いっぱいになると集中できないので満腹にならないように気をつけていました。
私は仕事が終わって家に帰ると勉強をしたくなくなってしまうので、仕事帰りにカフェに寄って勉強してから帰るようにしていました。朝は家、昼は会社、夜はカフェというように場所を変えながら勉強すると集中力を保てる気がするのでおすすめです。
直前期以外は休日にあまり無理をせず身体を休めることを意識していました。
半日から1日勉強しない日も結構ありました。1年目に無理をして勉強しすぎて精神的に不安定になり勉強できなくなった時期があったので、休むことも勉強のうちと割り切っていました。
学習継続のコツ
不安は勉強をすることでしか解消できません。しかし人間ですから、どうしてもやる気が出ず、勉強ができないときもあります。そんな時は思い切って休み、好きなことをして遊びました。
学習を続けていく中で、自分の学習方法が正しいのかどうかわからなくなることがあると思います。そんな時、私はカウンセリングで相談していました。
カウンセリングで講師とお話をすると具体的な学習方法のアドバイスはもちろん、他の受験生も私と同じような悩みを持っていることがわかり、自分だけが悩んでいたわけじゃないんだと感じて気持ちが楽になりました。
あとはスマートフォンの待受を伊藤塾長の「やればできる。必ずできる。最後まで絶対に諦めるな。」の言葉にしたり、不合格だった年の合格掲示板の写真にして悔しさを思い出しモチベーションアップに繋げていました。
司法書士を目指して良かったこと
司法書士という資格を手に入れたことよりも、夢に向かって本気で努力できる自分に変われたことの方が大きな変化だと感じます。お世話になった方々に合格の報告をすると難関資格に合格したことより、働きながら勉強をしてきたことを褒めてくださる方が多いです。
受験時代はずっと先が見えない暗闇でもがいているような感覚でしたが、合格した今はとても晴れやかな気持ちで目の前に無限の可能性が広がっている、そんな感覚です。たしかに働きながらの勉強は大変なことも多かったですが、司法書士を目指して本当に良かったです。
「田舎暮らしの3児の母!家庭を優先させながら司法書士試験に合格」
勉強時間のメインは平日の午前中
子どもたちが小学校、中学校、高校と、それぞれ別の学校に行っている時期で、授業参観やPTA行事などがバラバラに入り、ママ友関係も3校3様で別にあり、主婦ですがわりとスケジュールの密な日常でした。
午後3時ころからは子どもたちのそれぞれの習いごとの送迎で平日は毎日3時間ほど車に乗りっぱなしの毎日でした(住んでいるところは長野県で、どこに行くにも車です。車で片道40分の体育館での習いことは週5でありました。)
夏休み冬休み春休みなどの長期休業中は、子どもたち最優先で過ごしたかったので、勉強は後回しになりました。
独りの時間である平日の午前中が主な勉強時間でした。
今振り返ると、家庭を優先して勉強は無理せずできるときにしていたと思います。独りの時間に勉強することは普通のことであり、特別なことではありませんでした。
耳を最大限に活用して記述式を攻略
子どもの習い事の送迎で、平日は夕方から夜にかけて3時間ほど車に乗りっぱなしの日々を送っていました。そこで、長時間のドライブを有効活用しようと、蛭町先生の記述式攻略コースの講義をリスニングしていました。
蛭町先生は、記述式の問題を解く思考プロセスを順番に口に出して全て言ってくださるので、耳を最大限に活用するだけでも、記述式の問題を解くイメージをつかむことができました。
何度も繰り返し聞いていくうちに、先生の思考プロセスで記述問題を解くことができるようになりました。講義時間が20分と短いので繰り返し聞くのにもちょうど良かったです。
テキストを確認したくなったときはコンビニに入って、コーヒーで一息つきながらテキストを開いて確認していました。この方法のおかげで、記述式の問題をあまり迷うことなく解くことができました。
司法書士を目指して良かったこと
私は、家族以外に誰にも言わずに司法書士の勉強をしていました。
最初の数年間は子どもたちにも言っていませんでした。仲間のいない、共感者のいない、愚痴を言い合える人もいない、とても孤独な時間だと思っていました。
しかし受験を終えて、振り返ると、私は孤独ではなく、多くの人たちに支えられて続けられていたことに気づき、感謝でいっぱいになりました。
ウェブを通して講師の方々に支えていただいていたし、毎日わたしに「頑張ってね」と声を掛けてから仕事に行く主人に支えられていました。子どもたちは彼らの日々を精一杯生きて成長し、わたしを元気にしてくれていました。真面目に頑張れない自分を嫌だなと思うこともありましたが、頑張らないからこそ続いたのかな、と、そろそろ自分を褒めてあげてもいいような気持ちになりました。
友人たちに、「実は司法書士試験に合格したっぽい」ことを伝えると、とっても褒めてくれてうれしかったです。
2.社会人が短期合格する秘訣とは?合格体験記から見る司法書士試験の勉強法
伊藤塾の中には、上位1%の成績で短期合格した人や、1000時間の勉強で最短攻略した人など様々な合格者が存在します。
では社会人が短期合格する秘訣は何なのでしょうか?短期合格者の合格体験記から、合格に必要なポイントを感じとってみてください。
「ぶっちぎりの上位1%で合格!働きながら短期合格するために大事なこと」
司法書士試験の受験回数
私は、司法書士補助者として働きながら2年(2回目の受験)で合格することができました。
1年目は市販のテキストと問題集で独学で勉強をおこない、択一基準点を超えることができました。2年目は、伊藤塾の宇津木先生のアドバンスコースを受講しました。
2年目にチャレンジする前に、ぶっちぎりで合格点を突破したいと思っており、結果、上位1%で合格することができました。「ぶっちぎり」で受かりたかったのは、合格発表までの3ヶ月を極力不安に過ごしたくなかったからです。
働きながらの勉強には、コンパクトな講義が必要
伊藤塾のアドバンスコースで良かったところは、講義の時間が全科目合わせて「約100時間」であり、とても短時間であることです。
通常の司法書士講座は、講義の時間だけで「300時間」を超えると思います。働きながら勉強している私には十分な時間がなかったので、講義を視るだけで1年間が終わってしまいそうだと感じました。
宇津木先生のアドバンスコースなら、講義は100時間しかないので、3回聞いても300時間しかかかりません。講義中、試験で必要なことしか話さない点も、時間がない私にとっては魅力的でした。
12月までに全ての科目を終わらせたかった
12月までに全ての講義が視聴できることも、短期合格で大事なポイントだと思います。
司法書士試験の特徴として、得意科目を伸ばすよりも弱点を潰して、穴がない状態を作ることがとても大切という点があります。
「マイナー科目」というのは名ばかりで、実際には8割の正答率を維持しなければいけません。なので、マイナー科目を3月まで触れないのはとてもリスクがあると思います。
宇津木先生のアドバンスコースはこの点が全て解消されていたので、とても魅力的でした。
私の場合、12月までに全科目の講義を3回視聴しました。
テキストもコンパクトさを重視
テキストのページ数も、アドバンスコースを選んだ理由です。
司法書士試験の一般的なテキストは、全科目を合わせると、肩幅ほどまたはそれ以上あると思います。しかし、宇津木先生のアドバンスコースは、全科目を合わせても「1500から1600 ページ程」で、厚さも10cm程度しかありません。
本試験までに10回ほど回すことができたので、過去問を見たらテキストのあそこに書いてあったなと瞬時で検索できるレベルになりました。
あまりにもページ数が少ないので、これで足りるのかと思われるかもしれませんが、必要十分なことは私の結果が示しています。
スケジューリングでやるべきことを明確にする
働きながら合格するために、とても大事なことがスケジューリングです。
まずは1年を「12月まで・1月から3月まで・4月から6月まで」の3つに分けて、やりたいことややるべきことの量を決めてみてください。
そして「1ヶ月」に落とし込んで、さらに「週」に落とし込んでいく…こうすることで、試験までにできることは限られており、他の教材に手を出す時間がないことに気づくと思います。
私の場合は、毎月の終わりに来月のやるべきことを「時間」ではなく「量」で決めていました。このスケジューリングは1日かけても良いので、とにかくやるべきことを明確にすることをオススメします。そして、達成率が70%くらいでも気にしない… またそれを考慮して、来月のスケジューリングすれば良いと楽観的に考えましょう。
受験生へのメッセージ
「気合・覚悟・継続・忍耐」この言葉を忘れずに胸にしまいこんでおけば、必ず合格できると確信しています。
一人一人、いろいろな問題を抱えているのは皆同じです。しかし、合格者に共通しているのは、この「気合・覚悟・継続・忍耐」だと思います。合格の先で必ずお会いしましょう。
「合格に必要な勉強時間が3000時間なんて本当?1000時間で最短攻略をした生粋のゲーマー」
合格を掴んだ学習法
たくさんの合格者や講師が口を揃えて言っているとは思いますが、教材は絞るべきです。
魅力的な講座がたくさんありますが、人間にはできる限界があります。ひとつの教材を徹底的にやりこんで、このテキストについては誰にも負けないぞ、と言える精度まで高めれば、それだけで合格に必要な知識は全て備わっていると思います。
私は会社まで車通勤でしたので、通勤中の車内でBluetoothを通じて講義を1.2倍速で聞いていました。聞いたことのある講義を流すようにしていましたので、復習に非常に役立ちました。通勤、通学の時間は非常に活用しやすいと思いますのでおすすめです。
この講座で合格を掴んだ
宇津木講師のステディコース、うかる!択一式や記述式を受講していたと思います。
ステディコースは徹底的なメリハリ付けがされており、また講義内でマークの箇所を指摘してくれるので、どこが大事なのかが復習の際に非常にわかりやすかったです。
記述式についても基礎の問題から本試験レベルまで段階を踏んで学習できるカリキュラムになっているので、不安なく記述式の勉強を進められました。講座の受講モデルがあるので、それに倣って勉強を進めるようにしました。余談ですが、宇津木講師は何回か噛むと自分の頬を叩く癖があるようです。そこを見るのが好きで講義を視聴し続けることができたかもしれませんね。
うかる!択一式は出題予想を基に問題が作成されており、実際の本試験にもほぼ同じような肢が出たときは一種の感動すら覚えました。うかる!択一式の教材を完璧にするだけで本番で数点から数十点伸びてもおかしくないと思います。また、問題形式で勉強することが好きなので、そのことも相まってうかる!択一式は自分にベストな教材だったと思います。問題形式で勉強されるのが得意な方、好きな方にはぜひおすすめしたいです。
※「2026年合格目標 司法書士入門講座 本科生 ステディコース」
司法書士を目指して良かったこと
私は高校時代に精神的にまいってしまい、高校を中退しています。
高卒認定試験に合格し、専門学校も無事卒業して今現在働いていますが、どうしても高校を中退したことがコンプレックスとして残っていました。そういった勉強、学歴でのコンプレックスを解消したいという思いもあって資格取得に励んでいたんだと思います。
実際、合格者番号に自分の番号があることが確認できた今、そのコンプレックスはかなりなくなったと感じています。合格はゴールではなくスタートだと思いますが、自分にとって司法書士試験に合格したという事実は今後人生を歩んでいくうえで限りない誇りとなってくれると思います。難関の資格ではありますが、チャレンジしてよかったと思います。
3.「9回連続の不合格」から伊藤塾で再チャレンジ!2回目で合格できた理由とは?
最後に、9回連続で不合格となった後、伊藤塾で再チャレンジして、2回目の受験で合格した黒川尚美さんにお話を伺いました。黒川さんは他の予備校で勉強をされていましたが、9回受験しても合格できず、いったん司法書士を諦めたそうです。しかし、就職した法律事務所で仕事をしていくうちに「やはり司法書士になりたい」と再チャレンジを決めました。
「他校の模試では合格点が取れるのに、伊藤塾の模試だけは点数が取れない…」
ここが盲点だと考えた黒川さんは、伊藤塾のアドバンスコースを受講、2回目の試験で合格を果たしました。
Q.司法書士試験の受験回数を教えてください
私は司法書士試験を11回受験しており、年数にして13年という月日を費やしてきました。
伊藤塾に入るまでは他の予備校で受講していましたが、9回連続で不合格となってしまい、受験を断念しました。しかし2年後、諦めきれずに伊藤塾の講座でイチからやり直して、2回目の受験で合格することができました。
全力投球して結果が出なかった「9回の受験」と最後の「2回の受験」は全く違うものだったので、その体験をお伝えしたいです。
Q.「9回」受験して合格できなかった理由は何だと思いますか?
基礎が固まっていないのに、難しい問題を一生懸命取ろうとしてたんだと思います。
簡単に言えば、手を広げすぎてしまっていました。
最後(9回目)の受験の時に、模試の成績と本試験の点数が完全に乖離したような現象が起きたんですよね。今思うと、おそらく勉強法が間違っていたんだと思います。知識をたくさん習得しなければ受からないと思っていたので…
9回目の受験は、本当にたくさん勉強をして挑んだのでショックが大きかったです。自分は向いていないんじゃないかと思いました。
Q.なぜ伊藤塾を選択されたのですか?
9回目に不合格となったとき、今までのやり方を全く変えなければいけないと思いました。
とはいえ正直どう勉強してよいのか分からず、自分の成績を振り返っていたのですが、伊藤塾の模試だけ点数が取れなかったことを思い出したんです。
ここに原因があるのでは?…と考えたのが伊藤塾に申し込んだきっかけです。
Q.伊藤塾の模試は、他の予備校とどこが違ったんでしょうか?
他の予備校の模試は、いつも合格判定を取れていたのですが、伊藤塾だけが取れなかったんですよね。基準点を少し超えるくらいの成績しか取れなくて、「ここに不合格の原因があるかもしれない」と感じました。
今思えば、伊藤塾の模試だけ取れなかったのは、基本から派生した問題が多かったからだと思います。おそらく模試のための勉強になっていたんでしょうね。以前は模試でしか出ないような判例も覚えようとしていたんですが、失敗だったなと思います。
色々と手を広げていたからこそ分かるんですが、伊藤塾っていろいろな論点を「本当の意味で分かっているのかどうか」って聞き方をしてくれるんですよね(笑)
基礎的な内容をしっかりと理解していないと正答できない…それが本当に力になったと思います。
Q.伊藤塾ではどの講座を受講されていたのですか?
私は、宇津木先生のアドバンスコースを受講していました。
長く勉強していると、どうしても手を広げたくなるのですが、余計なところをばっさりと切ってナビゲートしてくれたので、私にとってはとても有益な講座でした。この講座がなかったら合格はなかったんじゃないかなと思っています(笑)。
Q.合格した年に工夫した勉強法はありますか?
以前は、とにかく難しい論点ばかり追っていたんですが、伊藤塾で基礎が大事ということに気づきました。そこで、とにかく基礎を徹底してやることにして、難しい問題は見ないようにしていました。
1問1問、時間がかかってもいいので、考えながら解く…何が論点なのか、どういう場面なのかを考えて、とにかく理解していくことを意識して勉強を進めていきました。
Q.最後に、受験生へのメッセージをお願いします!
とにかく基礎を徹底して、手を広げず、自分なりの戦略を立てることが大切だと思います。
諦めなければ絶対受かる試験なので、ぜひ頑張ってください。
4.まとめ
ご紹介した合格者体験記からも分かるように、年齢や職業、家庭環境など様々な境遇の方が、諦めずに努力して合格を勝ち取っています。合格者の方々に共通していたのは、自分に合った勉強法を見つけ、正しい方法で勉強を進めていたことです。
挫折しそうになることもあるかもしれませんが、諦めなければ必ず合格できるはずです。みなさんの司法書士合格を心から願っています。
この記事が役にたったと感じたら、ぜひ伊藤塾へご相談ください。
伊藤塾は、「司法書士試験」合格者の半数近くが利用しているという確かな実績を持った「法律資格専門」の受験指導校です。ぜひ新たな一歩を踏み出してみてください。伊藤塾が、あなたの挑戦を全力でサポートします。

著者:伊藤塾 司法書士試験科
伊藤塾司法書士試験科は1995年の開塾以来、多数の法律家を輩出し、現在も業界トップの司法書士試験合格率を出し続けています。当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、司法書士試験に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。
