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【2024年度版】宅建の合格発表の結果は?合格点(合格ライン)や合格率を紹介

2025年03月22日

 
宅建士合格講座


 

令和6年(2024年)10月に実施された宅建士試験の合格発表が、11月26日(火)の9時30分に行われました。

令和5年(2023年)に実施された試験の合格点は36点(50点満点)でしたが、今年の結果はどうなったのでしょうか。

この記事では、令和6年(2024年)に実施された宅建士試験の結果や過去10年間の合格点(合格ライン)・合格率の推移などをご紹介していきます。

宅建士試験で合格点(合格ライン)を超えるための方法についても解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

【目次】
1.【令和6年度】宅地建物取引士資格試験の結果
 1-1.合格者の概要
 1-2.合格点(合格ライン)
2.過去10年間の合格点(合格ライン)・合格率の推移
3.宅建士試験の合格点(合格ライン)はどのように決まる?
4.宅建士試験で合格点を超えるにはどうすればいい?
 4-1.科目ごとにメリハリをつけて勉強する
 4-2.理解を伴った勉強法を意識する
 4-3.インプット重視ではなく、アウトプット重視の勉強計画を立てる
5.受験指導校なら試験で得点できる基礎力を身につけられる
6.まとめ

 

1.【令和6年度】宅地建物取引士資格試験の結果

まずは、令和6年(2024年)10月に実施された宅建士試験の結果をご紹介します。

 

1-1.合格者の概要

【令和6年度 宅地建物取引士資格試験結果の概要】

 概要
受験者数241,436人
(男154,113人、女87,323人)
※ うち、登録講習修了者49,337人
(男30,517人、女18,820人)
合格者数44,992人
(男27,399人、女17,593人)
※ うち、登録講習修了者10,822人
(男6,201人、女4,621人)
合格率18.6%
(男17.8%、女20.1%)
※ うち、登録講習修了者21.9%
(男20.3%、女24.6%)
平均年齢35.9歳
(男36.2歳、女35.4歳)
職業別
構成比
不動産業 30.6%
金融業 9.0%
建設業 8.9%
他業種 28.6%
学生 11.4%
その他 11.5%
※ 主婦は「その他に含まれる。

出典:令和6年度宅地建物取引士資格試験結果の概要|一般財団法人 不動産適正取引推進機構

 

1-2.合格点(合格ライン)

合格点(合格ライン)については、「合格判定基準」として以下のように発表されています。
・50問中37問以上正解(登録講習修了者45問中32問以上正解)
参照:令和6年度宅地建物取引士資格試験結果 合格判定基準|一般財団法人 不動産適正取引推進機構

37点で合格、36点では不合格となるため、令和6年度の宅建試験に合格するには74%の得点が必要だったということになります。

 

2.過去10年間の合格点(合格ライン)・合格率の推移

得点率74%と聞くと合格ラインが高すぎるように感じるかもしれませんが、他の年度でも合格点は同じだったのでしょうか。宅建試験における過去10年間の合格点(合格ライン)・合格率の推移から、令和6年度の宅建試験の難易度を探ってみましょう。

【過去10年間の合格点(合格ライン)・合格率の推移】

年度合格点受験者数合格者数合格率
令和6年度37点241,436人44,992人18.6%
(最高率)
令和5年度36点233,276人40,025人17.2%
令和4年度36点226,048人38,525人17.0%
令和3年度
(12月)
34点24,965人3,892人15.6%
令和3年度
(10月)
34点209,749人37,579人17.9%
令和2年度
(12月)
36点35,261人4,610人13.1%
(最低率)
令和2年度
(10月)
38点
(最高点)
168,989人29,728人17.6%
令和元年度35点220,797人37,481人17.0%
平成30年度37点213,993人33,360人15.6%
平成29年度35点209,354人32,644人15.6%
平成28年度35点198,463人30,589人15.4%
平成27年度31点
(最低点)
194,926人30,028人15.4%
平均合格点約35.3点

※ 令和2年度および3年度については、感染症拡大防止のため2回に分けて試験が実施されています。
出典:試験実施概況(過去10年間)|一般財団法人 不動産適正取引推進機構

直近10年間で実施された宅建試験の中で最も合格点(合格ライン)が高かったのは、令和2年(10月)に行われた試験の38点(得点率76%)でした。平成27年度の試験では合格点が31点(得点率62%)、それ以降の試験を見ても35点以上で合格できる可能性が高かったため、突然の合格点の上昇により涙を呑んだ受験生が多かった年です。

令和6年度の試験の合格点は37点と、最高点である38点に次いで高い合格点となりました。ただし、合格率に関しては過去10年間で最高になっていることから、試験の難易度自体が上がっているわけではないことがわかります。つまり、受験生が誰でも得点できるような部分は確実に得点していく確かな実力が必要になっているのです。

 

3.宅建士試験の合格点(合格ライン)はどのように決まる?

宅建試験の合格点(合格ライン)をどのように決定するかは、公表されていません。したがって、来年以降の合格点を現時点で正確に予測するのは難しいでしょう。

ただし、例年合格率が15〜18%前後で推移していることから考えると、問題の難易度や受験生の得点状況を見ながら合格点を調整していると予想されます。そう考えると、多少のバラつきがあるとはいえ、今後も概ね15〜20%前後の合格率が維持される可能性が高いでしょう。

とはいえ、たとえ合格点(合格ライン)が予めわかったとしても、受験生の取るべき対策になんら変わりはありません。どんな問題が出題されても8割得点できるだけの実力を身につけることを目標に、勉強計画を組み立てることをお勧めします。

 

4.宅建士試験で合格点を超えるにはどうすればいい?

例年変動する宅建試験の合格点(合格ライン)を越えるためには、どの年度で受験しても合格点を超えられるような、確かな実力を身につけることが重要になります。

宅建試験で合格の可能性を高める勉強法は、以下の3つです。

●科目ごとにメリハリをつけて勉強する
●理解を伴った勉強法を意識する
●インプット重視ではなく、アウトプット重視の勉強計画を立てる

これから解説する事項をしっかり理解し、変動する合格点に左右されない実力を身につけていきましょう。

 

4-1.科目ごとにメリハリをつけて勉強する

宅建試験では、科目ごとにメリハリをつけて勉強することが重要です。宅建試験で出題される科目および出題数は、以下のとおりです。

試験科目出題数
権利関係(民法等)14問
宅建業法20問
法令上の制限8問
税・その他8問

出題数も多く勉強に時間のかかる民法については、早めに勉強を開始して深い理解を目指すのがお勧めです。不動産関係の権利変動や抵当権に関する知識、借地借家法や不動産登記法など宅地建物取引士の業務に関わる出題も多いので、しっかり理解しておく事で実務に出てからも非常に役立つでしょう。

また、宅建試験の中で最も出題数の多い宅建業法については、出題範囲の広さや勉強したことが得点に繋がりやすいという科目の特性上、勉強に時間をかけるべき科目でしょう。宅建業法は、ポイントを抑えて勉強すれば満点も目指せる科目です。過去問からの出題も多いため勉強しやすいのも特徴です。不動産を購入する人の立場に立って考えるクセをつければ、細かな知識がなくても試験現場で得点できる場合もあるでしょう。

一方で、細かい法律知識が問われる法令上の制限や初見の問題も多いその他の分野に関しては、必要以上に勉強時間をかけない方が受験戦略上メリットが大きいです。このように、科目ごとの特性を理解しメリハリをつけて勉強することで、本番の試験で効率よく得点できる実力を身につけることができるでしょう。

※各科目ごとの勉強法や目標点については、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 宅建の試験科目や内容は?配点や科目別の難易度・5問免除制度を解説

※初心者のための勉強については、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 宅建士試験初心者の勉強方法を6つのステップで解説!科目別の攻略法も

 

4-2.理解を伴った勉強法を意識する

勉強する際は、単純な暗記ではなく理解を伴った暗記を心がけてください。

宅建士試験では、過去問で問われた知識も繰り返し出題されます。理解をせずにただ単純に暗記しただけの知識では、少し角度を変えて出題される問題に対して適切に対応できない恐れがあります。

自分の中でしっかり理解して定着させた知識は、忘れにくく応用が効きやすいです。法令上の制限で出題される都市計画法や建築基準法などの細かい法律についても、「なぜ法律はそのように規定しているのか」を意識することが暗記の手助けになります。

また、宅建業法では不動産の賃借人や購入者を保護する立場になって考えるクセをつけましょう。35条書面と37条書面における記載事項の違いやクーリングオフ制度など、消費者の視点を持つことで暗記が捗ります。

 

4-3.インプット重視ではなく、アウトプット重視の勉強計画を立てる

宅建士試験に限らず、資格試験の勉強ではインプットではなくアウトプット重視の勉強法を採るのがお勧めです。

宅建では、過去に出題された問題を焼き直した問題が出題されます。そのため、過去問を繰り返し解くことである程度の基礎知識は身につけることができるでしょう。苦手な人が多い法令上の制限に関する問題などについては、過去問で出題範囲を絞ることで効果的に学習を進められます。また、インプットで得た知識を使って過去問を解くことで、細かい知識が実際の試験でどのように問われるかを学ぶことができます。年度ごとに過去問を解いていけば、各科目ごとの得点率から自分の苦手な科目についても把握することができるでしょう。

ただし、法律の初学者がいきなり過去問をやっても、理解できない問題が多く苦痛を感じるかもしれません。モチベーションが下がると、試験までに挫折してしまう恐れがあります。また、過去問だけでは知識に穴が生じてしまうリスクも生じます。

過去問を解く際は関連知識についても学習し、解説を読んでもわからない問題があれば、その都度テキストに戻って知識の補完をするのが良いでしょう。

 

5.受験指導校なら試験で得点できる基礎力を身につけられる

宅建士試験に独学で挑む方も多いですが、短期間での合格を目指すなら受験指導校を活用するのがお勧めです。

宅建は法律に関する試験で登竜門的な試験ですが、それでも例年合格率は15〜18%程度と難しい試験です。独学での合格も不可能ではありませんが、難しい法律の知識を1から身につけるには並大抵の努力では足りません。

その点、過去の宅建試験を徹底的に研究している受験指導校のテキストを使ったり、プロの講師陣による質の高い講義を受ければ、難解な法律知識も効率良く身につけられるため、短期間での合格も十分可能となります。難解な法律を噛み砕いて説明してくれる上、試験で得点するためのテクニックなどについても教えてくれるでしょう。

勉強時間の確保が難しい社会人であっても、300時間もかからずに合格を手にすることも十分可能です。資格さえ取得してしまえば、資格を活かして働くこともできる上、次の資格試験の勉強も早めに開始できます。タイパやコスパを考えるのであれば、受験指導校のサポートを受けることをお勧めします。

 

6.まとめ

令和6年(2024年)に実施された宅建士試験の結果は、合格点(合格ライン)が37点(50点満点)、合格率が18.6%となりました。

合格点は例年よりも高い数字となりましたが、合格率は過去最高となっています。このことから、宅建試験では、落としてはならない問題については確実に正解するだけの実力を身につける必要があることがわかります。

闇雲に学習を進めると、間違った方向で勉強を進めてしまう可能性があります。正確な知識を身につけるためにも、受験指導校を利用して正確な知識を身につけることをおすすめします。

宅建士試験に本気で合格したい方は、ぜひ法律資格専門の指導校である伊藤塾をご活用ください。

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伊藤塾 宅建士試験科

著者:伊藤塾 宅建士試験科

伊藤塾宅建士試験科が運営する当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、宅建士試験に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。

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